-グランドチャンピオンズカップ2013女子健闘!-

加藤 敦志 講師一覧


今回で50号を数えます。やりました!

――――――――――――――――――――――――――――

◎全日本への応援歌No9
グランドチャンピオンズカップ2013女子健闘!

4年に一度の国際連盟(FIVB)公認の
ワールドグランドチャンピオンズカップ2013女子大会、
日本が3位でした。素晴らしい、のひと言です。

私も東京大会の3試合を観戦しましたが、試合内容も
会場の雰囲気(観客数、そしてその方々の盛り上がり度)も
非常に良かったと思います。連日、80%の席を埋めていました。

チームはキャプテンの木村選手、セッターの中道選手が中心となり、
新しいメンバーの石井選手(ウイング)、大竹選手(ミドル)
佐藤選手(リベロ)や中堅の新鍋選手の活躍も目立ちました。

そして、MB1戦法(MB:ミドルブロッカーを一人しか入れない
真鍋監督の仰天作戦)の申し子的な迫田選手も慣れないポジション
だったともいますが、よく動いていたと思います。

お得意のジャンプフローターサーブと硬いサーブレシーブに
粘り強いディフェンス、そして、ベテラン、中堅、若手の
バランスをとったチーム構成に、MB1という新戦法。
非常に見どころがありました。

ヨーロッパチャンピオンのロシアを下し、上位の2チームにも
善戦していたので、今後に明るい話題を提供してくれました。
(思い切って今までの考え方を打ち切る勇気も時には必要なのかなと、
私も真鍋戦術は、勉強になりました。監督、コーチの皆さんは
どうお考えになりますか?)

それから他チームではタイの躍進が目立ちました。
最終戦ではロシアに見事に逆転勝ち。体格に劣るものの、セッターを
中心とするコンビネーションバレーは目を見張るものがありました。
アジアの3強、日本、中国、韓国の一角に食い込む勢いがあると思います。
選手の顔立ちもなんとなく日本人のようで、そのバレースタイルと共に
とても好感が持てました。(タイのセッター、ヌットサラ選手の奔放な
トスワークはすごい、のひと言。ボールをコンタクトする位置が
左にずれていて、常識外れ。時には胸あたりからBクイックを
繰り出すので、なかなか相手のミドルブロッカーも的が絞り辛い!)

女子結果:
優勝は、ブラジル、続いてアメリカ、日本、ロシア、
タイ、ドミニカの順となりました。

男子開幕。

さて、いよいよ男子も開幕しました。
何度も言いますが、

「相手の高さとパワーをしのいで、粘り強い守備から相手を
翻弄する攻撃、チームモットーの「Play hard, Play smart」
(熱く、賢くプレーする)」

を試合を通じて見せて欲しいです!

さて、再度、皆さんにお願いです。会場での生観戦、
そして、TVでのお茶の間観戦を是非是非お願いします。
皆さんの熱気が大気振動を起こして必ず、京都・
東京会場の選手のもとに達すると思いますよ!
※11/19・20(京都)11/22~24(東京)にて開催。

男子出場チーム:
イラン(アジア代表)、アメリカ(北中米代表)、
ブラジル(南米代表)、ロシア(ヨーロッパ代表)、
イタリア(FIVB推薦)、日本(開催国)

関連情報:
⇒ http://www.ntv.co.jp/volleyball/index.html

――――――――――――――――――――――――――――

【編集後記】

「3-17」「10-21」「17-35」「17-20」この数字の対比、
なんだか分かりますか?

女子のチームスポーツが男子より成績が良い!?

並べた順に「バレーボール」「アイスホッケー」
「バスケットボール」「ハンドボール」
各競技ナショナルチームの世界ランキングの男女比
(女男比?)となります。もちろん数字の少ない方が、
ランクは上です。

(11/19 ダイアモンド社のビジネス情報サイト
「DIAMOND online」より抜粋)

昨年のロンドン五輪の特徴に女子、その団体スポーツの
躍進があげられますが、それを証明するような数字だと
思いました。

ただし、この比較が実態を正確につかんでいるか
というとそうでもないでしょう。

それは男子と女子ではランキング対象となる国の数に
差があるからです。(どの競技も男子の方が多いです。)

また、女子スポーツを取り巻く環境は男子よりも良くない
といった事情も考慮する必要があります。
(例えばイスラムの国々では女子がスポーツに参加する
ことを禁じているところもある等。)よって、
「競争率もレベルも低くなる」。(同サイトより抜粋)

しかし、そうは言っても、今回のグラチャンで
全日本男子には「日本男子、ここにあり」を見せて
欲しいと思ってしまうのは、私の身勝手でしょうか?!
ガンバレ、N・I・P・P・O・N、

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら