さて、またまたセレンディピティーだ! -卓球に学んだ!-

加藤 敦志 講師一覧


皆さん、こんばんは。
バレーボールメルマガ(加藤)です。

相手のスパイクの威力がすごいとディグ(レシーブ)が
中々難しいですよね。またブロックにあたってもボールを
ふっとばされてしまい、中々ディフェンスを上手くさせて
くれません。「(スパイクの)ボールに威力がある」
ということは非常に有利です。

ところで「(スパイクの)ボールに威力がある」とは、
どういうことなのでしょうか?

そんなことをずっと考えている頭でいると、
時折セレンディピティーがやって来ます。
(先週説明しました!)

今回もその一つの話題です。
よろしくお付き合い下さい。

◎ザ・データマン「0.41秒の攻防 “打倒中国”への道」
【スポーツ・ラボ】NHK番組から

無敵の卓球女子王者中国。
その強さをデータで示すこの番組。
その強さの秘密は、
「0.41秒」
これ何でしょうか?

実は、ラリーボールの平均値が0.41秒だそうです。
(中国選手がボールを打ち返して、相手に到着するまでの時間)
これは、大変早いそうです。(あれ?!日本選手の平均値は
いくつかメモし忘れました、、、わかっていることはこの時間より
確実に遅い)。そのスピードボールを打ち返すことは至難の業とか。

「とても重く、食い込まれる」という感想が番組でありました。
なるほど、食い込まれるんだ!(これはバレーボールでも一緒。
威力のあるスパイクボールを受けるときはすごい衝撃ですよね?!)

手足の長い、身長の高い中国選手が打つボールは、パワーが
あるそうです。
(身体の有利さを最大限に発揮しているのでしょう、きっと)
(それもコントロールされて相手の弱いところへ意図的に
返球することはもっと難しい。)

その中国と対戦した選手が感じる、打球の重さ、食い込むボールの
正体が知りたい!

物理学です。パワーとは力×スピード、力とは重さ×加速度。
よってパワー=重さ×加速度×スピード?
■*○!×●△$#%&(難解!頭が困惑気味。)

※「1秒間に変化する速度の変化量」のことを加速度と言います。
とにかくパワーには、速度と加速度というスピードとその増加、
加減率が関係していることがよくわかります。要は中国選手の
パワーのあるボールというのは、速さと加速度があるということで、
そこに大きな質量(重さ)があるとパワーが増大?だから、
やはり平均ラリーの時間が早い、短いということはパワーがある
ことの証明なのだ。(かなっ?)

もっとわかりやすいのは加速度が関係していること加速度とは
ある点からある点までの速度の変化率だと考えるので、相手が
打った時よりもレシーブする時のボールにスピードが上がっている
としたら力(=重さ×加速度)が大きくなり、よってパワーも上がる。
ですからそのことから考えると中国選手のボールは手元でぐっと
伸びる感じで来るのかもしれません。そりゃ、打ち返しにくい?!

今週の(加藤)セレンディピティー体験。
来週は関連事項についてお話します。

そのパワー卓球に対して、日本は何で対抗しているのか
という戦術の話です。

さて、150cm台の体格の選手(日本女子卓球選手、石川選手、
福原選手など)がどう戦っているのでしょうか?

※セレンディピティー
別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、
素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能、
機会(英辞郎より抜粋。筆者改訂)

【編集後記】

Vプレミアリーグ男子2次リーグ(プレーオフ)が始まりました。
このプレーオフはレギュラーシーズン上位6チームが総当りの
リーグ戦を実施。1位は決勝に、2位と3位は準決勝に進みます。

勝点制:レギュラーシーズンの順位にポイントを加算。
(東京新聞 2/14 朝刊より抜粋。(加藤)改訂)

男子は現時点で豊田合成が勝点8でトップ、東レが7点で
追いかけています。女子は日立が9点。昨日は久光を3-0で
下しており調子良さそうです。

いよいよクライマックスに向かい激しい戦いが続きます。
どのチームにも声援を!

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