続、発想の転換を図ってみよう!

加藤 敦志 講師一覧


しまった!
本日は少々悲壮な始まりです。

やってしまいました!持病の腰痛が再発。
これ本当に何気ない毎日のルーチン(いつもやっていること)の
中で起こるから厄介です。

痛みをこらえつつ、皆様はそのようなことが
ないようにお祈りしながら、今週も始めます。

「合わせ技」
工夫したら日常の行動がトレーニングなるという
お話の第二回目です。

先週は、満員電車の中でもバレーボールの練習はできる。
そうバレーボールのパフォーマンスというものを細分化していけば、
小さな単位でやれることは多々ある。

それを時間が充分にある時=通常の練習の時に
コーディネート(統合)していけばいい。と大胆に提案しました。

不肖私通勤している車内を見渡すと、眠ってるか、スマホに
夢中のどちらかをなさってます。
(中には新聞、読書の方も少なからずいらっしゃいます。)

座っている方は、10中8,9は寝ていらっしゃいますね。

「昨夜遅くまでご苦労様でした」。そう思いつつも、
待てよと考えてしまう。

おいおい、朝の脳が睡眠をして一番活性化しているときに寝るか?!
こんなこともスポーツのコーチとしては思ってしまうのです。
(お疲れのサラリーマンの皆さん、ごめんなさい!)

運動=脳の活動

この理屈を知っていればそのようなもったいないことは
絶対にしてはいけません。

ですから私はここぞとばかり発想の時間、その発想に必要な
情報収集の時間はたまた、勉強の時間になるべくするようにしています。
だってもったいないじゃないですか!

とある日、その電車通勤の中で、
この満員電車の中でトレーニングできないだろうか?と考えたのです。

「吊り輪」絶好のトレーニング機器だった。

そうですあの形何かに見えますよね、その名の通り、
そうです体操競技の吊り輪です。

体操のようなパフォーマンスをやるのではないですよ(笑)

しかし体操選手は吊り輪をつかってあのような筋肉隆々の身体になる。
そうすると、使い方によっては効果的な筋力トレーニングに使える
とひらめいたのです。

まずは、ぶら下がりでの懸垂(満員電車では不可ですよね、
また道徳的にも、例え車内が空いていてもやるべきではないでしょう。

しかし吊下がるマネ事はできます。そうです2つの吊革をつかんで、
膝を少し落とすとこれ懸垂(チニング)という立派なウエイト
トレーニングになります。

しっかり上下することではなくグッと力を入れて静止している
だけでも筋トレになります。
(しかしこれに止まらずまだやりようがありました。)

例えば、一つの吊革に、両手を合わせて=指を組んで手を合わせ、
その吊革をつかみます。

そうすると両手を合わせた部分が頂点の二等辺三角形が出来ます。

その底辺の両角、(どこだと思います?)そう肘です。

その肘と肘をくっつけて押し合えば、通勤中のあの中で
大胸筋の強化に繋がります。
※ちなみに大胸筋の働きはなんでしょうか。

そうですアンダーパス、サーブレシーブやディグの組み手です。
ここを鍛えて「素早く手を組むこと」が出来れば余裕をもって
飛来するボールをアンダーの形をすぐに作り出すことが
できるという具合です。

どうです、色々できまでしょう。先週のつま先立ち、
かかと上げの2種類を合わせると

すでに4つのトレーニングが満員電車という
日常の中でやれることもあるのです!

要は頭の使いよう、工夫次第。

そして、何をしている時も常に意識を持ち続けていることが
違うかたちのバレーボール活動になって行くのだと思っています。

※但し、あくまでもトレーニングですので、少し軽めに力を加える
ようにして、徐々に強くしていくこと、そうですウォーミングアップの
状況は必ず作ることが怪我を防止することになりますので、
くれぐれもご注意下さい。

次回に続く。

【編集後記】
しかし実に不覚でした。

ものが落ちたのでそれを拾おうと膝を曲げずに
上体だけ曲げて拾った瞬間、ピキっという鈍い音。
グリっと変な感覚。

それからもういけません、
またあの「ギックリ腰」がやって来てしまった。

情けないやら、辛いやら。

こうなると行けません、座り込むことができないは、
上体を前に傾けることはできないは、不自由のオンパレード。
はっきり一手辛いです。

今なぜそうなったのか検証しています。
何か理由がないとそうなりませんから。

突き止めたのが筋(肉)疲労でした。

要はやりすぎ、筋肉に負担をかけ過ぎというやつ。

これ皆様の現場でもありがちなことなのです、実は。

来週その検証結果をお聞かせしますね。

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら