真央の舞に涙!ソチ、冬季五輪に想う(3)

加藤 敦志 講師一覧


ソチ五輪終わってしまいましたね。
同じスポーツに携わる者としてとても
心に感じるものがありました。すごい、すばらしい。
皆様、お元気でしょうか?!

◎ソチ五輪のきらめく話
本当に感動しました、の繰り返しです。

女子フィギュアの浅田真央選手。

ショートプログラムからフリーに至るまでの、
復活ストーリーがなんとも言えず、、、
もう私が語るより、皆様のこころに充分に
届いていると思いますよね!

彼女の気持ちの「強さ」というより
「しなやかなこころ」に拍手を送りたいと思います。

○勝ちよりも価値!
このメルマガでも、ずっと提唱していました、
スポーツの価値は、すべて勝ちに非ず。
それ以外に価値がある、と。彼女はこれを人がうらやむ、
そして大衆の目の前、大舞台でやってのけました。
メダルより価値をもったことを。

人間の弱さ、そして強さを直に訴えてくれたと思います。
ショートプログラムの大失敗からの復活劇。

それも2日間の出来事。普通の人間では到底真似の出来ない芸当。
計らずも乙女の彼女がやってくれた快感。さまざまな感情が
入り乱れたあとに来るのが、よくやってくれた、ありがとうの
感謝とけなげな姿に胸を熱くするものでした。
感動をありがとう、率直にそう思います。

○火事場の底力?ピーキング?

さて、ちょっとここは頭をクールにして、なぜ浅田真央選手の
あの復活劇がなったのかを、考えてみたいんですが、
ちょっと待てよ、どこかで似たような光景をみたことが、、、

サッカー、前回の2010年南アフリカワールドカップ。
岡田監督率いる日本代表は、本番前の強化試合で散々。
しかしそれをものともせず、本戦の予選リーグを突破、
決勝トーナメントでも強豪のパラグアイと0-0、
PK戦まで持ち込みました。戦前の予想を覆す大活躍でした。

また、似たような経験をしたことがあります。
立場は違いますが、実業団チームの監督時代、トーナメントの
全国大会、そのトーナメントに進むグループ戦(リーグ戦)で
優勝を目指して臨んだ第1戦に負けてしまいました。
この時ドン底状態。しかし、しかしです、ここで起死回生、
次の試合に勝ち、その後フルセットを繰り返し繰り返して、
優勝候補筆頭のチームを破って優勝したこと、
これを思い出しました。

一回立ち上がれないまで落ちこんだ後に反動で復活すること。

あくまでも実力があることが前提になるとは思いますが、
これをピーキング(コンディション曲線)の上昇法則
とでもいうのでしょうか?!

この法則、原理を意図的にできるとものすごい手腕の指導者・
コーチになるのでしょうね。

それから真央さんの底力を引き出したコーチ存在のすごさ。
「先生が(リンク)の中で何かあったら、助けに行くから」
佐藤信夫コーチのこの言葉で、ショートプログラムの
信じられない悪い結果に、吹っ切れなかった気持ちを
再び蘇らせたとの報道がありました。

コーチの一言がとてつもない大きな力になるのですね。

私も指導者・コーチである私は、タイミングよく旬玉の言葉を
発せられるようになりたいです!

・VプレミアリーグHP
⇒ http://www.vleague.or.jp/

◎キラっ、なるほど!情報4
◎ビーチバレーボールってご存知ですか?
-スタイルの違うバレーボールの話-

「国際バレーボール連盟(FIVB)が定義している
ビーチバレーボールの競技とはどんかものでしょうか。
すこしインドアのバレーとは違った特性を上げているのですが、
それは何でしょう?」

(先週の)クイズの答え。

非常にエキサイティングで爆発的なアクションがある。
そして、ビーチ(砂浜)で行うバレーボールとしてのユニークなラリーの応酬。

となります。

そうですよね、インドア6人制、9人制のフロアーとビーチの砂(場)の
違いによる動き。砂という制限、それを克服する動き。随分、違います。
そして、ラリーにおいてボールを触らない選手がいないという
ダイナミックさが6人制、9人制とは違う趣を与えることは間違いありません。

常にプレーヤーが躍動していること
これが最大の特性、特徴だといってよいでしょう。

また、国際バレーボール連盟では、華やかな印象を受ける競技である
とも宣伝しています。(イメージ的には、夏・海岸、ビーチ、水着、
サングラス、カラフルな用具(ボール、ネットなど)、そして
躍動する小麦色の肉体美、これらで象徴されるものです。

同じバレーボールといっても、遠い親戚にあたるような感じがします。

日本ではまだまだ市民権を得るまでにいたっていないビーチバレーボール。
日本バレーボール協会では、最後のフロンティア(開拓地=可能性のある場所
=金の卵)と位置づけて、強化をはかろうとしているそうです。

ルール的にもインドアバレーボールとは違うものがありますので、
それもおいおい紹介していきましょう。
来週に続く。

【編集後記】

スポーツは素晴らしいをまたまた実感したこのソチ五輪、
日本の若い世代が活躍していたとこが、新鮮です。

本当にスポーツ万歳!

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