さて最終局面、好調さ続く全日本男子:ワールドカップ

加藤 敦志 講師一覧


皆様、こんばんは。
加藤です。

◎ワールドカップ男子終盤戦に向けて。(加藤)が斬る!
好調続いていますよ、全日本男子、現在5勝3敗、
中盤戦も悪くありませんでした。

なぜなら世界ランク21位で、前回2勝しかできていません。
2年前のワールドグランドチャンピオンズカップでは1勝も
できずに沈んでいました。

「男子は弱い」この印象が定着していましたが、南部監督になり、
地道にかつ順調に実力をつけて迎えたこの大会。以前と比べて
「いいね!」感が満載?!

さて、先週金曜日のイラン戦は大変惜しかった、、、
前アジアチャンピオンのイラン、今年アジア選手権で優勝して
チャンピオンに返り咲いた日本のアジアの覇権をかけた
すばらしい試合になったと思います。

日本惜敗、しかし、実力は紙一重、それを印象付けました。
フルセットになったこの試合1,2セットを先行した日本の実力は
本物だと考えます。若手Next4の柳田、石川の活躍が目に付きますね。

しかし、しかし、3,4,5セットと連取され、勝利には
結びつきませんでした。とても残念!ことに3セット目からは
新たな課題が見付りました

でも、でも、以前なら調子が悪くなると岩が坂から転げるように
敗戦に繋がってしまいましたが、このチームはただでは起きない
感じがあります。それが証拠にフルセットの接戦を演じているの
ですから。

なんでだろう?なんでだろう?負けてしまうのは!
ここからは(加藤)持論展開です。これ先々週のメルマガNo138
女子のワールドカップを斬ったときに皆様にお話したことと
同じ事を主張します。

男女の違いはあれど負けパターンの同現象が、、、
○○○の低下が起因かも。

本日は対アルゼンチン戦その課題を戦術的にどう克服していくか
興味は着きません。それは、
「集・中・力」それも「集中の持久力」

体格、体力、パワーで勝るチームに戦略・戦術や技術の巧みさで
勝つには集中力の持続が課題。勝負どころでその高い集中力を
保持できるチームとしての体力をつけなければなりません。
そこが現在の日本の生命線。しかし、今はその体力が
持続できていません。

昨日、奇しくも同時期にラグビーのワールドカップが
イングランドで開幕。その緒戦にて日本が優勝候補筆頭の
南アフリカを34-32で劇的逆転勝利。

史上最大のドラマをフィールドに描きました。
このある勝因こそが今のバレーボールの全日本に必要な
要件なのだと思うのです。これはまた説明いたします。

さて、私たち日本のバレーボールの代表チームを応援しましょう!
◎この夏の合宿・講習から!
8月初、小諸「信州青少年の家」にての恒例夏季合宿に参加。
ここでのテーマについて説明しています。今回から次の中の
2番目についてです。

1.レセプション(サーブレシーブ)をより確実にする。(済み)
2.威力のあるサーブを打つ。
3.スパイク、ブロックにおける空中でのボディバランスと
コントロール。

さて、先週の宿題です。
「威力のあるサーブ」とはどんなサーブでしょうか?
ヒントを差し上げます。

安定したレセプション(サーブレシーブ)を崩すサーブも
威力があると思いませんか?この合宿では選手の皆さんに
その定義を質問してみたのです。その結果は如何に??

【編集後記】

読者質問: 2.「フェイントの拾い方について」
フェイントの取り方。本日は「膝付き」。
(なぜ「膝着き」ではないのか?膝をフロアに着いてするディグ
:レシーブのやり方ですが、要はフロアに膝を付着するように
やるのでこの「付く」という字を充てて。それ位フロアに
へばり付く感じがあるからです。さて、この動作を分析すると、

1、ボールの落下位置に膝を着かない状態で到達する。

2、(フェイントされた)ボールをフロアのすぐ真上で
レシーブするためにどちらかの膝をフロアに着けて潜り込む。

3、どちらかの膝をついて、それから足で4の字
(右足を膝から直角に曲げ、左足の膝の下に重ねると自分から見て
逆4の字になり、足を反対にすると反転・逆4の字になります。
わかります?)を作ってお尻をついて落下して来るボールと
フロアの間に身体を潜りこませます。

4、そして落下してきたボールを局部(失礼)からへその間、
そのすぐ上方でアンダーハンドの組み手(プラットフォーム)にて、
ボールに接触して、上方にあげます。

それは、例えるなら野球のスライディング。
その状態で上半身を地面に着けていない、着けているのは下半身だけ、
そんな感じです。)

ですから、この「膝付き」はベースボールスライディングと
命名してもいいともお思います。

次は、後転(バックロール)の説明をします。後は次の順番にて。
「・フライパン・掬(すく)い上げ(それこそディグでしょう!?)
・シュプロール(たい焼き)・ランニング・フライング/スライディング
・インステップキック」

安全保障関連法案が参議院で可決されました。
国民としてどう考えるべきか。慎重な熟慮が必要に思います。
スポーツは平和裏に実施されなければなりません。
オリンピックが平和の祭典と言われる所以です。
スポーツ人も何某かの声を挙げないといけないでしょうね!

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