発想の転換を図ってみよう!

加藤 敦志 講師一覧


今回から少し考え方を変化させてのアプローチです。
ちょっと違和感も出るかもしれませんが、まあ少しお付き合い下さい。

さて、毎日お勤めご苦労様です。
そう読者のみなさんは察するに社会人の方、学生の方、
そうもしくは主婦の方さまざまな立場の方々と思っています。
そうです、ですからバレーボールは余暇、非日常の時間と
場所の活動となりますよね!?
(本職でやられている方いらっしゃいますか?)

さて、そこで問題になるのが、時間配分。
好きなバレーボールをするために、そこに費やす時間を
どう生み出すか、これ大きなポイントです!

そうです日常の生活時間の他にスポーツの余暇の時間を
作り出すことはかなり苦痛と努力を強いられるもの
だと思います。

で、ここで1+1=2(時間)の時間を増大させる思考ではなく、
時間は一定で効率を上げる、言葉を換えると日常と余暇
(バレーボールの練習)を一度にやる、「合わせ技」を紹介します。
(試合などは特別な時間、場所が必要になりますのでこの合わせ
技からは外れます。)その前提となるのが、バレーボールの
パフォーマンスの成り立ちです。それは、

心・技・体(個人要素)+チーム戦術・凝集性(まとまり)
(チーム的要素)と考えることができます。

この中で、時間の「合わせ技」で対応できるもしくは、
日常の活動とダブリ・重複してできることはどこでしょう。

あります、あります。よーく考えてみて下さい。

答えは、「技」と「チーム的要素」を除いた部分、
これ工夫が効きますよね。

今、私は、満員電車の中で執筆しています。
たまたま今日は座ることができていますので、膝の上に鞄、
そしてこのPCに似た入力装置を左右の方々に迷惑にならない
ようにタイピングしています。

これって「通勤+執筆」の「合わせ技」です。
この頃時間が日常なかなか取れないので、隙間時間(ニッチ)に
工夫しています。(考え方によっては技の部分もできそうな
気がしています。)

一つ一つ説明しましょう。
まずは心・技・体の「体(体力)」を鍛えること。
出来るんですよこれ簡単に。

これです、
つま先上げ、かかと立ち。

この動作、前頸骨筋(むこうずね部分)、
ヒラメ筋(ふくらはぎ部分)を使って行います。

さて、これはバレーボールの何の技術につながる動作でしょうか?

はい、つながっています。
そうですジャンプへ直結する動作、それを保証する車で言えば
エンジンの役割を果たすのです。

これって、たとえば満員電車の中、家事の合間、もしくは
危険でなければ同時に行うことが可能ですね。
(調理している時、御勝手に立っているとき等の少しの時間など)

つま先立ちを時間を決めて、何セットかやること、つまり通勤と
バレーボールのトレーニングの「合わせ技」なのです。
時間は1+1=2にはなりません。1のままで効率が2(?)
になると思います。

さて、つま先立ちはよくやりますが、かかと立ちはなかなかやる人は
少ないと思います。説明すると、これはつま先立ちの反対で、
かかとをついてつま先を上げるのです。

これでもう2種類の「合わせ技」トレーニングができることになりました。

満員電車の中でもバレーボールの練習はできるのです。
そうバレーボールのパフォーマンスというものを細分化していけば、
小さな単位でやれることは多々あります。それを時間が充分にある時
=通常の練習の時にコーディネート(統合)していけばいいと思います。

要は頭の使いよう、工夫次第。
そして、何をしている時も常に意識を持ち続けていることが違うかたちの
バレーボール活動になって行くのだと思っています。

次回に続く。

【編集後記】

今、大学バレーが熱いですよ。
この間ユニバーシアードの女子代表が東アジア東部地区選手権にて優勝しました。
決勝はあの強豪国中国と対戦見事にストレート勝ちを収めたのでした。
あっぱれ!

あまり表面だって報道されたりして出てこないカテゴリーなのですが、
地道に成果を上げていること、素晴らしいです。

このような底上げ出来る力があることこそ女子の強さの秘訣なのでしょうね。
皆さんも広い目を持ってバレーボールを応援して下さいね。

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