続々々々、発想の転換を図ってみよう!

加藤 敦志 講師一覧


今週は暑いですね。うん、暑い。
天候、気温も暑いですが、南関東インターハイ、
東京でバレーボール競技が行われています。
そうバレーボールの甲子園。

こちらもとても熱い!
バレーボールも野球も青春の夏はとても暑くて
本当に熱いのです。青春スポーツの醍醐味を
味わえる季節なのですね、今。

日常をトレーニング場にする「合わせ技」
工夫したら日常の行動がトレーニングなるという
お話を第四回にわたりお話してきました。

ここで私が強調したいのは、「工夫」と「創意」でした。

スポーツはそのルールを守りながら、相手より先んずること
上回ることを競い、遊ぶものと定義されます。ですから、
そのために努力をしなくてはなりません。

それが練習と言われる競技性を高めるための時間、
を作り出さなければなりません。それは、
「非日常」なものと言われます。

そうですよね、練習またその成果を出すための試合は、
通常グラウンドやコートという、言わば日常生活とは違う
特別な場所に移して行われます。その時点で非常に特別なもの
ということがおわかりになるでしょう。

そして、その競技の特性などを加味するともっと特別なことを
やるように強いられます。

例えばバレーボール、
一試合に一体何回ジャンプするでしょうか?

試算すると100回/1人/1試合くらいですか。
(6人制で25-0で勝負がついて→実際は有り得ませんが、、、
一点に4回のラリーが続くとしたときの5セット分)

こんなにジャンプしています。そのジャンプの機会はスパイク、
ブロックの時にコートの大体が垂直方向にジャンプしますよね。
そして、それだけではなくディフェンスのときダイビングして
ボールを拾う、これってコートの床面の水平方向にジャンプする
動作です。これ合わせると100回以上の数になり、相当な数になります。

さて、こんなにジャンプすることって日常の生活であるでしょうか。
あまりないですよね。それも競技にあったジャンプの仕方、
これってほとんどやりませんよ、生活の中では。本当に特殊なもの
なのです。ですから練習で身体を鍛えるとか言いますが、要するに、
日常使わない動きや力を開発していくこと=鍛える鍛えて、
特殊な動きを作り出し、そのための筋力を発達させるのです。
それも相手に勝るために「強く、高く、早く」するために。

これまでの私の主張は、この日常の時間帯を、競技を意識して使う
ことができるのではないかという提案でした。それは仮説を立てて
いるとも言えます。しかし、日常動作の高度化した動きが競技動作
と考えると、基本=日常、応用=競技と考えられますので、
あながち日常の動作を少しでも意識しながら応用することは、
競技的な要素を作り出すことができると考えてもよいのでは
ないでしょうか。

今まで紹介した「場所」を取らないトレーニング
「(電車の)吊り革ドリル」や「ドロー・イン」、これにより
日常より一歩高いレベルで身体を動かしていることには
変わりがありません。

そう考えるとやらないより絶対やった方が良い、捨てられて
無為に過ごす時間を有効に使えると言う観点からしても、
というように思うわけです。

いかかでしょうか、
「工夫」、「創意」されていますでしょうか?

【編集後記】

ネットから30センチほどしか出ないのですが、
スパイクは打てます。

スパイクはネット越しに鋭く強いボールを打ち込むことと
定義されます。しかしそのスパイク色々とあるようです。

1.とてもネット上、高いところから下にたたき込む。

2.やや高いところからエンドライン方向にコート面と
平行気味に打球を伸ばす。

3.ネットと同じくらいの高さからボールにスピンをかけて
なだらかに打つ。

4.ネットの下からボールを上に擦り上げてスピンをかけて
弧を描くようにしてボールを相手コートに落とす。

今4つの方法を上げました。皆さんの頭に描いている
スパイクは間違いなく1か2です。

しかし、打ち方によってはジャンプをあまりしなくても
(もしくは出来なくても)スパイクは打てます、3と4の
方法を使えば。そのキーワードがトップスピンという
ボールに回転を与える方法です。-来週に続くー

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