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【小学校全国大会】新しい発見と驚き

小学校全国大会を初めて視察をしました。

この日も35℃を超える猛暑日でしたが、コートの中、
応援席はもっともっとヒートアップしていて本当の
“熱戦”が繰り広げられていました。

その感想を書いてみました。
・3面のコートで実施。
(そして、空調が完備されていました。
コートの広さ、観客席の広さは充分です。)

・インターハイ(高等学校総合体育大会)なども
同様ですが、3コートが隣接しているため、
お隣のゲーム、応援の熱気がお互いのゲームの
テンションをより高揚させ、非常な盛り上がりを
感じました。

(これはバレーボール競技の一つの特徴に上げられます。
他の試合との距離が少ないので、お互いの雰囲気が
影響しあう。熱戦のあとの試合はその余韻が周囲に
漂っており、心ならずもテンションが上がります。)

特に、小学生は、少年(少女)団での活動であり、
父兄の関わる部分が多いので、応援も気持ちを入れ込む
ことが多く、熱狂的な父兄方々の応援も多いですね。
それから、応援のレパーリーはインターハイなどと
あまり変わりがないようでした。メガホンでリズム取り、
横断幕、のぼりの掲示、応援リーダーを中心とした合いの手、
掛け声・節回し、連呼など。

以上が会場の雰囲気。
それから、技術的な面では、

・サーブの巧拙が勝敗を分ける確率が多いように思える。
(あくまでも私の感覚ですが。)

・小学生といえども、技術力は大変ある。
特に驚いたのが、セッターとスパイクの技術でした。
速攻、バックアタックをどのチームもよくできていました。
(ポジション固定制のため、中衛(コートの真ん中辺りを指す)
からバックアタックを打つ光景をよく見かけました。)

・体格は女子の方が大きいですね。男子は140cm台の
選手も散見するくらい。それでもアタックしている
場面が何度もあり、微笑ましい気持ちになりました。
(頑張れ、ちびっ子アタッカー)

・男子ではオーソドックスなトスの他に
高度なコンビネーション、クイック、バックアタック、
ワイドなどをこなす選手もいる。

・一方で複数のスパイカーが絡んで行う
コンビネーションはあまりみられなかった。

・メンバーチェンジが少ないように思いました。

その他では、
・審判は千葉県の公認審判団であり、実業団の試合にも
対応できる顔ぶれが揃っていらっしゃって、Vリーグ
さながらの陣容であったようです。(さすが全国大会!)

このように新しい発見と驚きの時間でした。

さて、その中で少し気になった点です。
試合後、敗戦したチームがコートを去ったあと、
控え室前一斉に泣き崩れているチームがありました。
それだけの思い入れ、エネルギーを使って、各県予選を
突破し、全国大会へ出場してきたのですから、
その気持ちは大いに理解できます、「ご苦労様!」。

ただ、この光景は高校野球や高校バレーでよく見かけます。
そして、誰もが胸を熱くするシーンです。

そこから読み取れるメッセージは、
「(負けたこと)に悔いが残る。あの時こうやっていれば。
上手くいかずに残念だ」であり、

その背景には、
「この夏(全国大会)は終わった」
「もうこの全国大会には出られない」(小学校6年生の場合)
というものもあるでしょう。

小学生でもこのレベルになると
週に4日以上の練習は通常ですし、土日、祭日なども
練習試合などが組まれているのではないでしょうか?

年中無休状態。その結果得た全国大会出場の権利であり、
この大会でのパフォーマンス(プレイ)なのです。
しかし、大会というものは栄光を見る者はたった一人しか
いません。(「勝つ」ことが一番の価値とするならですが、)
その他の皆が敗者となるのです。

これがスポーツの根元にある本質であり、そう考えると
努力が実らない理不尽なものと言えます。

但し、この(勝敗の)結果だけでなく、そこまで到達した
という結果までの「プロセス」に目を向けるのならば、
昨年は予選で敗退したけれども、今年は全国大会に出場した
などという、立派な成功、成長と言い換えることも可能
となります。

故に、泣き崩れる小学生を見たときに私はこのように
声を掛けたかった。

「小学生での夏は確かに終わった。

しかし、ここで得られた
経験と知識はきっと次のステップに役立つ。

それが、バレーボールでも、また違った道であっても。

だから、悔しさを涙で流した後は、
今までやってきたことに誇りを持ち、
自信を持って、明日に向って欲しい」と。

そうです、バレーボールを続けるという仮定に立つならば、
まだ中学校、高校、大学、そしてその上、ママさん、
シルバーマッチなどなど、まだまだ活躍の場はあります。

そこで「今の悔しさにリベンジする」チャンスもある
ということです。

この辺りの事を指導者・コーチの方々は、
(敗戦の)自らの悔しさ、絶望感そして虚無感を乗り越えて、

ポジティブな言葉で選手の皆さんに向かって締め括って
もらえたら、子ども達の眼の輝きがすぐに取り戻せるように思います。

「君たちには未来がある」

そのようにこの大会での経験を生かしてもらえればと、
僭越ながら、この大会を観てそう思ったのでした。

本当に素晴らしい大会をありがとうございました。
関係者の皆様全員に感謝申し上げます。
http://www.mlritz.com/link/113/1/287/4/

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