-今年もバレーボール三昧、本年も有難うございました!-

加藤 敦志 講師一覧


あなたさん、2013年今年最後のバレーボールメルマガです。
今年皆さんはどのようなバレーボール生活をお送りに
なりましたでしょうか。

私は、今年一年、文字で伝えるバレーボールの今情報や
技術のこと、様々にお伝えしてきました。限られた文字、
文章の中でのいわば、コーチング皆様に有益だったでしょうか。

まだまだ改善の余地があるのではないかと、
私は反省しきりです。

あなたさんにとって、今年を総括して、
プラスだったでしょうか、横ばい?悲しいことにマイナス、、?
色々、それぞれに思いがあることでしょう。そこでひと言、

いつも試合の結果が出たときには、

「勝って奢(おご)らず、負けてくさらず」

を心に誓い、ここまで私は来ました。
そして、年の瀬、一年をまとめるにあたっても
同じく考えたい。それから、

「あすなろ」⇒明日は花を咲かせるぞ!

の気持ちをいつまでも持ち続けたいと思います。
少し早いですが、2013年度の年末に皆様にお届けしたい
言葉です。参考になさってください。

でも、年末年始も日本のバレーボールは活動を
休んではいません。今開催中のVプレミアリーグ、
来年1月5日からは春の高校バレー本大会があります。
(バレーボールといえば秋から冬にかけて大きな
イベントがあるので、ウインタースポーツのようにも
思われてしまいますね、雪上バレーボールなんかも
面白いかもしれません!?)

冗談はさておき、この2つのイベントにご注目下さい。
※選手の皆さんはお正月もないので本当に大変です、
ガンバれ!

・VプレミアリーグHP:
⇒ http://www.vleague.or.jp/

・春の高校バレー情報:
⇒ http://www.fujitv.co.jp/sports/vabonet/student/haruko2013/index.html

先日、山形県田川地区(庄内、鶴岡市周辺)と福島県白河にて
小中高一貫指導を実施してきました。3日間で延べ約300名の
選手の皆さん、指導者・コーチの皆さんと交流してきました。
皆さん熱心ですばらしい!そのひたむきさに感動しきりです。

実施項目:
・全日本男子が取り組んでいたサーブカットからすぐに
攻撃態勢に移る練習

・男子のトップチームに見るとっさの平手レシーブ

・FIVBコーチコース直伝ステップワーク

・静岡県小学生トップチーム;湖西チームによるボール遊び、
コーディネーションドリル

などなどを行いました。
質問の数が半端でなくて、すべて時間内にお答えできなくて
本当に申し訳なく思っています。
このメルマガを読んでもらって、再度ご質問を頂ければ幸いです。

福島白河から帰る間際、電車の時刻に間に合うギリギリの時間で、
高校生の皆さんから「ジャンプ力をつけるには?」という質問が、、、

さあどうする??
しっかりと説明するには全く時間が足りません。
刹那、思いついたのは、

「階段のぼり」でした。

20段くらいの階段を校舎でみつけて、チーム一列になり、
1、    一段ずつ
2、    一段飛ばし
3、    二段飛ばし
(できれば三段飛ばし?)

これを全速力で駆け上がる、下りはリラックスしてゆっくりと、
そして、また自分の番になったら全力で行う。
3回を1セットとして、3セット。(週に2~3回)。

スパイクやブロックをやった日に実施して、他の日には
やらないこと。(筋肉を休めて、超回復;休んで筋肉の
疲れをとり、強くなる、事を待つ。)

できれば、腕の振りを強く、速くするために500mlの
ペットボトルに砂を入れて、それを両手に持ってやる
(3回の内1回)を薦める、と伝えました。

これは説明の時間がなかったので、あてずっぽうに言ったこと
ではありません。その中で説明できる最善の方法を紹介しました。
要は、簡単に、どこでもできる方法として、それがあると
思って下さい。

(但し、体力によってその量を適切にする必要があります。
少しきついくらいが目安となるでしょう。
階段上った後の心拍数が130~150回/分以内でしょうか?)

自分の体重(自重)を、階段を上ることでより重力に
反する負荷をかけ、かつスピードをもって行う
パワー系の筋力トレーニングなのです。

また、チームみんなで声をかけながらやることにより、
活気・躍動感が出て、チームの団結力を促す効果も期待できます。
苦しいトレーニングも皆で乗り切るという気概が出ます。

さて、説明時間がないときの苦肉の策ではありましたが、
簡単かつ効果的にできるジャンプトレーニングとして、
紹介できて良かったと思いました。
(ケガの功名ですね!但し、トレーニングの後は、
しっかりとストレッチ、アイシングを励行して下さい。
それから、階段につまずいてケガなどしないように
注意して下さい。)

山形田川、福島白河の講習生、関係者の皆様に
これからもエールをお送りします。

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【編集後記】

◎技術編クイズ「ブロック」についての第4回目。
先々週からのクイズ、問題は、

「ブロックの機能:働き、何をするかを4つ上げよ!」
でした。そして、
1.相手のスパイクを止めて得点を得る。

2.相手のスパイクの勢いと止めて(緩めて)
味方ディフェンスが処理しやすいボールにする。

3.相手のスパイクコースを限定して、
味方ディフェンスが処理しやすいボールにする。

この3つの答えを差し上げました。

それでは、もう一つの目的・効果となるべきものは何でしょうか?
すでにお分かりになった方もいらっしゃるでしょう?!

そうです、

4.相手にプレッシャーをかけること

です。
これは身体的=プレー的(動作的)にもそうですし、
ブロックをする前の作戦としてもその効果があるものです。
そうですよね、ネット際で相手と一番接近して行うプレーですから、
プレッシャー(圧力、威力)が強い方が勝ることになります。
(気持ち的にも)

新年号では、そのブロックのプレッシャーについて
どうやってかけるのか、ご説明したいと思います。

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