バレーボールの“楽しい”パス練習メニュー2選
日々の練習で、同じような練習メニューばかりを取り入れてしまってはいませんか?
同じような練習メニューが続くと、メリハリがなくなり、練習に対する選手のモチベーションも下がってしまいかねません。
そこで今回は、バレーボールの“楽しい”パス練習メニューを2つご紹介したいと思います。
選手たちがいつでも新鮮な気持ちで楽しく練習に取り組むためには、練習メニューの工夫が必要になります。
「最近、練習メニューがワンパターン気味かも・・・」
「練習中の選手たちの笑顔が少ないように感じる・・・」
という方は、ご紹介する“楽しい”練習メニューをぜひ取り入れてみてください!
練習メニュー❶ パスシュートゲーム
・2人以上の複数人でグループをつくる
・プレーする人のみ、ボールを持ってバスケットゴールの前に立つ
・ワンバウンドさせたボールをパスでゴールへ入れる
・ゴールへ入ればOK
この練習は、狙ったところに正確なパスが送れるようになるための練習です。
遊び感覚で取り組めて、なおかつ試合でも使えるパス技術を身に付けることが出来ます。
〈練習のポイント〉
・「1人〇本入ったら勝ち抜け」や「〇周のうちに何本入るか競う」など、楽しいゲーム要素を盛り込みましょう。
・オーバーパス限定、アンダーパス限定という条件でそれぞれおこないましょう。
・最初はバスケットゴールから近いところから始めて、慣れてきたら徐々に距離を離しておこないましょう。
練習メニュー❷ ミニコートパスゲーム
・2人1組になり、コート半面の2分の1の範囲に入る
・その範囲内で、必ずワンバウンドをついてパスだけでボールを返し合う
・相手が拾いきれなかったら1点となる
・予め点数を決めておき、先に達した方が勝利
この練習は、相手の動きを予測してすばやく反応できるようになるための練習です。
バレーボールにおいて非常に大切な状況判断力や瞬発力の向上が期待できます。
〈練習のポイント〉
・相手が取りにくいところを狙ってパスを返すようにしましょう。
(あからさまに取れないところへのパスは避けましょう!笑)
・相手がパスする瞬間をしっかり見て、常にすばやく動ける準備をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した練習メニューは、どちらも遊び感覚で取り組める楽しい練習メニューです。
これは、基本中の基本とも言えることですが・・・
バレーボール上達のカギは、「バレーボールを楽しむこと」。
楽しいと思うから好きになり、上手くなりたいという向上心が芽生え、一生懸命がんばろうとする。
「好きこそ物の上手なれ」です!
選手に バレーボールが楽しい・バレーボールが好きだ と思わせることは、指導者の大切な役目だと思っています。
今回ご紹介した練習メニューを参考にしていただき、楽しい練習をつくり上げていってくださいね。
【参考】バレーボール強育塾では、その他練習メニューも多数ご紹介中!
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