バックトスの基本を身に付ける練習方法
今回は、「バックトスの基本を身に付ける練習方法」をご紹介します。
バックトスとは、セッターの背後に上げるトスのことです。
トスを上げるギリギリまで、フロントとバックのどちらに上げるのかわからないようなトスが基本となります。
しかし・・・
「試合中にバックトスをしても相手にバレてブロックに付かれてしまい、バックトスをしている意味があまりない」
と思っておられる方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「バックトスの基本を身に付ける練習方法」をご紹介します。
バックトスの基本動作
・ボールの落下点に入る
・足首と膝を曲げて、ボールをとらえる準備をする
・ボールを頭上でとらえ、力をためる
・おへそを前に突き出すようにボールを送り出す
レシーバーから送られてくるボールに対して、常に同じ姿勢でボールの真下に入ってとらえることが大切です。
練習方法①
・2人組で3mほど離れる
・相手にボールをトスする
・トスを受けた人は一度直上に上げる
・その場で身体を180度回転させ、後ろを向いてバックトスをする
・それを繰り返し行う
この練習では、真上に正確に上げる技術と反転してもバランスを崩さず正確にバックトスをする技術が身に付きます。
<ワンポイントアドバイス>
最初はボールを落とさないように練習を行い、慣れてきたら本数を設定して集中しながら相手の取りやすい場所にバックトスをしましょう。
トスの距離や高さなどを確認しながら練習することで、実際にコートでバックトスを行う際にすばやく距離感を掴めるようになります。
練習方法②
・実際にコートに入る
・ボールを投げてもらい、バックトスを行う
<ワンポイントアドバイス>
おへそを前に出すような意識で、上半身を反らせてボールを送り出します。
この時、足を前後に開き、ネット側の足を軸にして身体を支えるようにしましょう。
トスをした後は、ボールを上げた方向へすばやく身体を回転させ、フォローに入ります。
この一連の動きがスムーズにできるように練習しましょう。
まとめ
今回は、「バックトスの基本を身に付ける練習方法」をご紹介しました。
・送られてくるボールに対して常に同じ姿勢でボールの真下に入る
・トスの距離や高さなどを確認しながら練習する
・おへそを前に出すような意識で上半身を反らせてボールを送る
・ボール上げた方向へ素早く身体を回転させフォローに入る
これらのことを意識しながら、バックトスを行うようにしましょう。
セッターにはスパイカーの姿が視野に入らないので、正確なバックトスを上げるためには練習を重ねることが大切です。
何度も練習を行うことで、トスの距離感やスピード感を身体で覚えることができます。
安定したトスを上げられるように、たくさん練習してみてください!
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