熱戦開始。&閑話休題

練習メニュー


さあいよいよVプレミアリーグ2014-2015が
始まりました。
◎Vプレミア速報

初日男子は前回王者のパナソニックが豊田合成に
2-3の逆転負け。

一方女子は女王久光製薬が東レに3-2で逆転勝ち
と男女のチャンピオンに対照的な結果が起こりました。

今回は8チームの3回戦総当り。
6位までがプレーオフに進出します。そして勝ち点制も
導入されており3-0と3-1(セットカウント)の
勝利は勝ち点3、3-2が勝ち点2となります。

逆に2-3の負けは勝ち点1でそれ以外の負けは0と
なります。フルセットに持ち込めば勝ち点が入る仕組みは
世界大会で用いられてきましたが日本でも実施される
ということになりました。努力が報われるシステムですし、
うまく浸透するといいですね。

◎冬の講習会
福島白河での講習会-予告-

さて本日はこの週末に開催される講習会、
私がインストラクターを務めますが、その内容を
ご紹介します。いつも心掛けている普段とは
一味違う練習を実施したいと思っています。

よい刺激そして発想のきっかけにしてもらえれば!
そこで、今までの講習会でよくあった依頼
(指導者・コーチまた選手の方々から)というと、

1.サーブレシーブ(レセプション)
2.ブロック
3.声の出し方

これがトップ3。
やっぱりという感じですが。そのお悩みの内容は、

1.サーブレシーブ(レセプション):どうしたらうまくなるの?
皆様のお悩みのNo1、バレーボールの攻撃の起点となる
基本プレイですからその重要度は非常に高いですし、
もししくじったら最悪、相手のサーブポイントに
なってしまいます。諸刃の剣的な非常に重要な部分。
2.ブロック:どんな練習方法があるの?
対局にある攻撃(スパイク:ジャンプしてネット越しに
相手のコートにボールを打ち込むプレイ)については
割とよく練習されて、練習も豊富なのですが、
ブロックはというと、結構少ない。

皆さん同じような練習をされている。
もっと極端例は個別の練習はせず実戦練習で行うという
ところもあるくらいマイナーな練習に代表されるプレイ。
3.声の出し方:???
「ウチの地方はおとなしい選手が多くて、声が出ない」
「普段の会話ではよく声が出ているのだけれども
バレーボールの試合になると途端に声が出なくなる」
このような「声」が良く聞かれる共通の課題。
さて私は講習会に行ってまず最初にやること、それは、
1.指導者・コーチの方に講習会のメニューの要望を聞く

2.選手に得意なプレイ、不得意なプレイを聞く

3.試合をしてもらって観察する。(1.2を念頭において)
これを通してこの講習会のメニューを組み立てます。
参加者の皆さんのニーズに合わせることが最初の
ステップです。
そうしてそこで講習メニューを組み立てるポイントは、

A.課題を分解して、問題点を具体的に抽出する。
⇒ 例えば、サーブレシーブ(準備段階、主動作、
動作を終えた後)のどこに問題があるのかを探ります。

また主動作に問題がある場合には、技術的
(ボールの扱い方)か、体力的(力がないための問題)
かなどを見極めます。
B.やる気の出る強度(難易度)で行うこと。
⇒ 難しすぎても、やさしすぎてもダメ。
中庸がよく参加者のやる気が続くこと。
(心理学、逆U字曲線の応用))

C.講習会での成果よりもその後の普段の練習で
継続してもらえるように工夫する。
⇒「なるほど」と手を打ってもらえるアイデアで臨む。
普段と一味違うドリルや練習方法を提供します。
今回のご要望がどう出るかわかりませんが、
この観点から講習会を実施してきます。その様子は
来週より「福島白河での講習会-報告-」でお知らせ
することにします。

乞うご期待を。
久し振りの再会となる福島白河の中学生諸君。
君たちの成長を見届けたいと思います。

【編集後記】

あなたさん「ALS」という難病をご存じでしょうか?
今年アイス・バケット・チャレンジというこの病気の
認知度を上げるためにアメリカで始まった支援運動
(バケツに入った氷水を頭からかけて寄付を募る。)が
話題になりました。

筋委縮性側索硬化症、筋肉が段々縮み徐々に壊れていき
身体が動かせなくなる不治の病。
著名なミュージシャン、ジェイソン・ベッカー
(元カコフォニーメンバー)がこの病気を患いながらも
音楽活動を不屈の精神で続けているドキュメント映画が
放映されています。

「NOT DEAD YET」邦題、ジェイソン・ベイカー
不死身の天才ギタリスト(11/8に公開)
実は私事で申し訳ありませんが、大学のバレーボール部の
先輩がこの病気で亡くなっていたことを知りました。
まるで他人事ではありません。私もこの病気の理解、
支援に何ができるかのために近々鑑賞予定です。
皆様もご感心を持っていただければ幸いです。

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら