2枚ブロックを揃える「ステップ練習」はNG
ゲーム中、相手チームのスパイクがコートのど真ん中に炸裂。
そんな場面を目にしたことはありませんか?
会場がどよめき、ゲームの流れが一気に相手に移る。
そんな経験あるのではないでしょうか?
優れた能力を持つ選手が高い打点から打ち下ろすスパイクは、強烈で、チームに与える影響も非常に大きいものがあります。
確かに、「スゴイ」と肌で感じるスパイクは存在します。
しかし、優秀な選手が放つスパイク全てが、手も足も出せないくらいのスパイクなのでしょうか?
答えは、「NO」です。
一見、強烈で派手に見えるコートのど真ん中に打ち下ろされる強烈スパイクであっても、対応出来るボールは必ずあります。
実際、そんな場面についてビデオなどで研究すると、こんなことがわかっています。
それは・・・
強烈なボールがブロックの真上から抜けることは少なく、ブロックとブロックの間から抜けていることが大半だということ。
「2枚ブロックに跳んでいるにも関わらず、ブロックの間からボールが抜けている」
このように、もったいない場面はいくつもあります。
逆に、相手のスパイクに対してブロックを2枚しっかり揃え、確実にワンタッチを取ることが出来ればどんな展開が待っているのでしょうか?
今までの試合展開とは異なる、大きなチャンスが生まれることは容易に想像できるでしょう。
だからこそ、多くのチームではブロックを揃え、左右への素早い移動を目的としたステップ練習に日々注力しているわけです。
しかし、弱者を育て全国へ導くベテラン指導者である熊崎氏は、ブロックの指導方法について、このようにおっしゃっています。
「ブロックを揃えることを目的としたステップの練習はしていません」と。
一体どういうことなのか?
素質・体格に恵まれない選手が多いチームであっても、結果を残すことができる「弱者のバレー」理論
そのブロックについての指導内容の一部を、動画で特別開設します!
▼ 解説動画はコチラ↓
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