ミスを起こしにくくなる思考とは?

指導法

 

試合のプレー中に起こるミス。

一度ミスをしてしまうと、「次はもう絶対ミスできない…」と焦ってしまってもう一度ミスを起こしてしまう。

これは、誰しも一度は経験したことがあることではないでしょうか?

実は、ある思考が備わっていれば、ミスを起こしにくくすることができるのです。

今回は、ミスを起こしにくくなる思考というテーマでお話していきたいと思います。

 

■ ミスを起こす思考

例えば、相手のセットポイントで自分にサーブが回ってきた場面。

このときのミスが起こりやすくなる思考とは、「このサーブは絶対に外してはいけない」というように、ミスをしてはいけないという意識がとても強い思考です。

このように、「~してはいけない」という意識が強くなればなるほど、望んでいる結果と真逆の結果が起きてしまうのです。

つまり、余計なプレッシャーがかかった状態を自分自身でつくってしまっているということになります。

■ 「~してはいけない」を「~する」に変換する

では、ミスを起こしにくくするためには、どのような思考が必要なのでしょうか?

それは、「このサーブは絶対に入れる」という思考です。

「~してはいけない」という思考から「~する」という思考に変換することで、ミスを起こしにくくなります。

しかし、ネガティブ思考の人にいきなりポジティブ思考になってください!と言ってもむずかしいですよね。

ですので、まず意識していただきたいのは「今やらなければいけないことは何か」ということ。

相手のセットポイントで自分にサーブが回ってきた場面では、サーブを確実に相手コートへ入れることが重要です。

このとき、「このサーブは絶対に外してはいけない」ではなく、「このサーブは絶対に入れる」と意識するのです。

このように、「~する」という思考に切り替えることができれば、ミスを減らすことにつながると言えます。

■ 思考を切り替えるための方法

1.深呼吸

気持ちを落ち着かせたいときに有効な方法の1つが、深呼吸です。

深呼吸は、そのリラックス効果から、バレーボールやスポーツに限らず緊張やプレッシャーを感じる場面などで取り入れられています。

「~してはいけない」という思考になっていると感じたときは、すぐに深呼吸をしましょう。

焦りやネガティブ思考をリセットすることができ、思考を切り替える場面で有効な方法です。

2.ルーティン

もう1つの有効な方法が、ルーティンです。

サーブが打たれるまでのプレー開始前のタイミングで、自分で決めたルーティンをおこなってみてください。

深呼吸と組み合わせておこなえば、さらに気持ちを落ち着かせて思考を切り替えることができるでしょう。

 

ぜひ、今回ご紹介した内容を実践していただき、ミスを起こしにくくなる思考を身に付けてメンタル面を鍛えていきましょう!

 

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