【指導者必見】試合で悪い流れを断ち切る方法

戦術 指導法

 

バレーボールで試合に勝つためには、流れをつかむということが非常に大切です。

実際に、格下チームが格上チームからセットを取った!なんてことが起こり得るように、格上チームにいくら強い選手がいたとしても、流れを持っていかれてしまうと負けることだってあるのです。

個人的には、そこが団体スポーツのおもしろいところだとは思っているのですが。(^^)

今回は、指導者が覚えておきたい試合の悪い流れを断ち切る方法をご紹介したいと思います。

 

まず、バレーボールの試合において、よい流れをつかむためには「連続ポイント」を取ることが勝利のカギとなります。

自分のチームがその流れを先につかむことができればよいのですが、相手が連続ポイントを取ってよい流れに乗ってしまったときにはそれを断ち切らなくてはなりません。

 

■ タイムアウト

悪い流れを断ち切る有効な方法の1つ目が、「タイムアウト」です。

自分のチームが悪い流れに傾いていると感じたときには、早めのタイミングでタイムアウトを取りましょう。

早めのタイミングというのを見極めることがむずかしいのですが、完全に相手の流れになってしまう前には取っておきたいところです。

相手のサービスエースが連続して決まったときにタイムアウトを取れば、相手サーバーの流れを止めることができます。

自分のチームのミスで失点が続いているときにタイムアウトを取れば、選手たちの気持ち・集中力をリセットさせることができます。

指導者の方は、選手のプレーや表情も見ておき、いつもと違う調子だなと感じたときは迷わずタイムアウトを取りましょう。

しかし、タイムアウトは1セット中で2回までしか取ることができません。

前半で2回使い切ってしまうと後半が苦しくなったときにタイムアウトが取れないということが起こってしまいますので、指導者にはそのタイミングを見極めて判断する力が必要です。

 

■ メンバーチェンジ

悪い流れを断ち切る有効な方法の2つ目が、「メンバーチェンジ」です。

タイムアウトほどの長さはありませんが、メンバーチェンジ時にも試合は一度ストップします。ですので、悪い流れを断ち切ることができます。

さらに、メンバーチェンジで別の選手が入ることで、チームの雰囲気をガラッと変えることができます。

控えの選手は、いつメンバーチェンジで呼ばれても全力のプレーができるよう、常に動ける状態で待機しておきましょう。

メンバーチェンジは1セット中で6回までおこなえますが、必要なタイミングで必要な選手を投入するようにしてください。

 

 

いかがでしたでしょうか?

タイムアウトもメンバーチェンジも、タイミングがとても重要です。

ふさわしいタイミングを見極めるのも判断するのも指導者ですので、指導者は日頃から試合の流れを意識して臨むことが大切です。

 

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