フォーム指導しても、もとに戻ってしまう根本的原因とは?

指導法 川端 健太


こんにちは!
バレーボール瞬達塾塾の川端健太です!

春の大会で冬の練習の成果を出し尽くせてますか?

突然ですが、あなたは、選手のフォームを改善するために指導しても、しばらくすると元に戻ってしまっていた

こんな経験したことありませんか?

私は何度もあります。

指導者の皆さんであれば、一度や二度はこんな経験があると思います。

すべてではありませんが、こういうことが起こる原因と改善策をシェアしますね!

今回、紹介することは、選手を指導していく上でとても重要な話になるので最後までお読みください。

「フォームが結果を出します」

ここでの結果とは、『こういうボールをここにレシーブした』『クロスにスパイクを打った』「こんなブロックをした」などです。

フォームが結果を出すので、私はフォームを結果を出す『直接的原因』と考えています。

人間は、イメージ、考え方によって行動します。

フォームは、選手のイメージが現れたもの。

つまり、フォームはイメージによって変わるので、イメージは結果を出す『根本的原因』と考えています。

たとえば、

「私は、ブロックは止められないからワンタッチをとろう 」

と考えてる選手がいるとしましょう。

こう思っている選手は、当然、手をネットより前に出してブロックしません。

バンザイしてブロックします。

あなたは、こういうブロックしてる選手がいたら『もっと前に出せ』と指導していませんか?

こう指導された選手は

「前に出したってブロックできないし」

と考えながら、その時は手を前に出そうとします。

これは、少しの間だけで終わります。

選手の頭の中には「前に出したってとめられないからワンタッチ取ったほうがいい」という考え方があります。

自分の考え方を正当化するものを人間は探してしまう特徴があります。

この選手の正当化するものとは、ブロック止められないという事実です。

そのため、その事実だけを記憶してしまうのです。

そして、何本かブロックできても、それは記憶から消し去ります。

そこで、「やっぱり止められない」

こう考えるようになり、ワンタッチを取るためのブロックに戻ってしまうんです。

こういうことは、バレーボールだけでなく日常の生活でも同じようなことがありますよね?

つまり、直接的原因であるフォームを指導しても、根本的原因であるイメージが変わらない限り、選手のプレーはなにも変わらないということです。

では、どうすればいいか?

それは、選手のイメージ、考え方を聴くことです。

そして、自分のイメージ、考え方では上達スピードが遅くなることを気づかせるのです。

主にこの2点です。

選手によっては、選手のイメージを変えるだけで、次にプレーするときに上達していた。

こんなことが普通に起きます。

なぜなら、人間はイメージで動くからです。

是非、指導の現場では、フォームだけでなく選手たちが持っているイメージについても話し合ってみてくださいね!

今日も最後までお読みいただきありがとうございます!

あなたの教え子さんが瞬達しますように!!

川端健太

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