-真夏に考える!バレーボールの面白み。
このところ随分涼しくなった感のある当方の地元。
お盆も過ぎ、都心から外れること約70キロ。
今までと空気が違う、あれっ、これは秋を知らせる虫が鳴いているぞ??
田舎の駅舎での出来事。そうだぁ、そうなんだぁ!徐々にすでに秋は
音もなく近づいている・・・
皆様、残暑お見舞いを申し上げます。
如何お過ごしでしょうか?
さてさて今年のバレーボールの最大のイベントも差し迫っています。
そうです、あなた様ももうお分かりでしょう!
4年に一度のワールドカップが日本で開催されます。
“FIVBワールドカップバレーボール”とは、
国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する4年に1度の世界大会。
オリンピック、世界選手権と並んで
バレーボール3大大会として位置付けられている。
大会に出場するのは世界の強豪男女各12チーム。
開催国(日本)、世界選手権・優勝国に加え、
各大陸予選を勝ち抜いた、優勝国と準優勝国が出場。
上位2チームには2016年リオ五輪の出場権が与えられる。
(※2016年リオ五輪開催国であるブラジルを除いた上位2チーム)“
「フジテレビ バボちゃんネット(HP)より引用」
女子は8/22のアルゼンチン戦を皮切りに、9/6まで。
それに続き男子は、9/8のエジプト戦から9/23まで熱戦が繰り広げられます。
とにかく、上位2位までが来年のリオ五輪の切符を
手に入れることができるのですから、真剣勝負が展開すること間違いなし。
女子はワールドランキング4位の射程圏内!?
どう世界の強豪に立ち向かうかとても楽しみです。
ここで少し玄人目の観戦ガイド。
「こうして観たらもっと面白くなる」
全日本女子監督の真鍋監督のコメント
(先月ワールドグランプリ決勝リーグで惨敗した後)が参考になります。
「ブラジルは動きも速いし、アタックを見てもパワーが全く違う。
それを追求しても、日本選手にはいないので、スピードを重視しないと世界では勝てない。
(上位の)ブラジル、米国、中国を相手にした時、
生命線のディグ(レシーブ)が上がらない。
米国、中国以上の(強烈な)アタックを受けないと(練習しないとボールは)
上がらない。」ここで、真鍋監督は、世界の上位チームと対戦するときの課題を
明確にしています。
この敗戦から約一ヶ月近く、その修正がなっているかどうか?
大変興味は尽きません。
ガンバレ、日本!
◎8月初、小諸「信州青少年の家」にての恒例夏季合宿に参加。
この講習でのテーマは先週お伝えした通り、以下の3つでした。
①レセプション(サーブレシーブ)をより確実にする。
②威力のあるサーブを打つ。
③スパイク、ブロックにおける空中でのボディバランスとコントロール。
どんなことをやったのか、その前週の山形田川地区の
講習会のときの様子も絡めてお伝えするコーナーです。
まずは①番目。
ここでの謎解きのキーワードは「無理しない」こと。
そう、レセプション(サーブレシーブ)を確実にするためには、
「無理しない」ことが大切です。
そのココロは??
(^□^)゛゛次週にて。
【編集後記】
Ⅰ「レシーブのスタートポイント」
Ⅱ「フェイントの拾い方について」
読者の方からいただいたこの2つについてお答えしています。
Ⅰについて。
「相手スパイク(アタック動作)が始まるときに、準備をする。(その構えを取る。)
バレーボールでは構える(カバーリングと言います。)タイミングが
大よそ決まっています。
簡単にいうと相手から返球される時には、
相手がボールに触れた(コンタクト)した瞬間(スパイクやパスでの返球等)、
また、味方から出るパス(レシーブや
レセプション(サーブレシーブ))についても同様で、
味方がボールを弾く瞬間も
その「構える」瞬間に数えることになります。
要するに相手や味方がボールに触れた瞬間、
次のボールの方向、そのボールのスピードや回転の具合などが判明するわけです。
(特に自分にボールが来る可能性のある場合は大切です。)
まさしくボールに意思が乗り移る瞬間、
もしくは触った選手の意思を無視して(ボールが)
暴走する瞬間(相手やボールの意図?が味方を上回ってしまう時)。
その時に構えておかないと、想定外の行動を迫られ、対応に遅れてしまいます。
話を元に戻しましょう。レシーブ(ディグ)のスタートポイントは、
相手がボールをコンタクトして、それに魂を入れ込んだ瞬間に同時に構えて、
そのボールの意思(相手の意図)を読んで(観て)その方向にスタートをきり、
自ら対応する。もしくは味方の誰かに任せ、自分は次の行動を取るなどの判断をするわけです。
バレーボールの奥義と言える「つなぎ」の核心部分です。では、ご活躍を!
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