大感謝祭。今年もお付き合い有難うございました。2015年紅白締め!
バレーボールメルマガ(加藤)です。
早いもので、今回で2015年最後の
バレーボールメルマガとなります。
書きに描き続けて、先日お陰様で150号越え。
読者の皆様に感謝、感謝の一年でした。
2015年バレーボール春夏秋冬
春高バレーボールで大いに盛り上った2015年の年初め、
・Vリーグ男子 JT初優勝 (春)
・全日本男子アジア選手権優勝 (夏)
・ワールドカップ女子5位、男子6位
(若手躍動、古賀/石川、柳田)(秋)
そして、冬。
現在開催中の天皇杯皇后杯全日本選手権、どこが栄冠に輝くか?
その超注目すべきトピックス、
「中央大学;学生チャンピオンがVリーグのサントリーを破る」!
『大学王者の中大が昨季プレミアリーグ準優勝のサントリーに粘り勝った。
<<中略>>全日本のエースでもある石川(2年)は『勝ちに行った。
個々の選手の能力があるので、これくらいはできる』」
(朝日新聞12月20日朝刊スポーツ面より抜粋)
どうですこれ。弱冠二十歳の今や全日本を引っ張る石川選手が
堂々のコメントです。どのセットも大接戦、3-1での勝利。
学生バレーボールも盛り上げている中央大学の成長がすごい。
この試合サントリーとすれば石川を徹底マークにいったが、
それを他の選手がカバーした。大竹、武智という全日本ジュニア選出の
選手達がその役割を果たした、そのチーム力は素晴らしいものがあります。
ややもすると実力と人気で飛びぬけた選手がいるとどこかギクシャク
するのが(生身の)チーム。2年生でかつ全日本のエースの称号を
与えられた石川選手がチームに合流してきた時、「遠慮していた」と
上級生が漏らした。
要はどうチームの構成員として機能してもらうかチームで理解できて
いなかったらしい。そのギャップを解消したのが、
「なんでも言い合える環境を作った」との事。これ、あっぱれ
(上級生の決断)ですね。
ですから、このチームは石川選手のワンマンチームではなく、
チームの全員力でこの躍進を遂げたのだと思います。
どれくらいまで駆け上がるのか本当に楽しみですね。
皆様の今年のバレーボール春夏秋冬はいかがだったでしょうか?
◎8月初、小諸「信州青少年の家」にての恒例夏季合宿に参加。
ここでの課題テーマについて説明して来ました。今週は最終回、
延々と今年の夏に行なわれた紙上講習も本日決着!
この講習での最後の課題は「威力のあるサーブを打つ」でした。
そうするために、私がお伝えしたのは、相手に「あれっ」と
思わせるサーブを打つこと。(相手にとっての)想定外を作る、
ギャップを造る、でした。それは、
「魔球」を創る、ことに他なりません。さて、そこで結論。
相手にとっての「魔球」=相手が練習のした事がないサーブを打つ。
要するに相手がゲームになって「アッ!」と思うサーブ
(打法、球質;ボールの回転やスピードにおいて)を創ることです。
ここで紹介するのは、近年男子のトップレベル(世界)で起こっている
サーブの変革。それはビッグサーブ。2m近い体格をもち、
1m近いジャンプをする選手が、エンドラインをブロード(幅跳び)して、
3m以上空中にて自コートに侵入し、そしてネットの上方(2.43m以上)
から飛来するフローターサーブを打つらしい。
こりゃ、びっくりポン!なぜなら、男子の一般的なサーブは
ジャンプスピンサーブであり、球質が全く違っているわけであり、
それに慣れていないレセプション(技術)は乱されるというわけです。
さて、皆様のチームにとっての「魔球」、それを編み出していくこと、
これが大切です。
知恵を絞って、「魔球」を創造しませんか?
「8月初、小諸「信州青少年の家」にての恒例夏季合宿」の紙上講習は
これにて完結いたします。お付き合いいただき感謝致します。
※長野県小諸で合宿した皆さん、元気にしていますか!
【編集後記】
さて、フェイントの拾い方こちらも最終回。
残りに2つを一気に説明します。
「フライング/スライディング」
1.フェイントされたボールの落下地点にランニングで到達できない時、
2.腹這いになって床に滑り込む。(身体ごと飛び込んでボールに間に合わせる。)
3.その際に手のひらを床につけて、床とボールの間に手を置いて(滑らせて)、
床の一部のようにして手の甲でボールを反発させて上げるか、逆に手の甲を
床面にして、軽く拳を握ってその手のひら側で、床から浮かし、手首を使って、
ボールを打つ。(もしくは拳をつくらずパーの状態で掬い上げる方法もあり。)
4.身体を床に打たないように、すべり込ませる時には低い姿勢で飛び込む。
5.ボールを上げた後は身体が床で泳ぐように、両手で床を漕ぐようにする。
(手をかく)
「※インステップキック」
これは、サッカーのキックでボールを上げる方法
1.落下地点を察知して後、キックする反対側の足を先ずそこに入れて、
それからキックする足をボールと床の間に入れる。
2.足の甲で床上にてボールをキックしてボールを上げる。
※これはサッカーの盛んな国の選手、特に男子の選手が間々使うテクニックです。
これもルールで認められているので、腕でボールをコントロールすることが
一般的で常識的な日本では受入れられないところもありますが、禁じ手でも
有効な手段としてご紹介した次第。
さて、ある読者の方からご質問があったフェイントの取り方について、
説明して参りました。このご質問者のお孫さんのプレーの少しでも
参考になればと思います。
こちらも長い間、お付き合い有難うございました。
皆さん、メリークリスマス。そして良い新年をお迎え下さい。
さぁ来年はリオ五輪です!
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