-(再)バレーボールでお見舞い申し上げます。熊本大地震の被災 2-
みなさんこんばんは。
バレーボールメルマガ(メルバレ)の加藤です。
地震回数 800 回越え。
ライフライン復旧途上。熊本深刻。
こんな言葉が報道で飛び交っています。
被災された皆様方に心安らかな日々が戻りますよう
いつもいつもお祈りもうしております。
不肖(メルバレ加藤)バレーボールにおいて
何ができるのか考えてみましたので、
お聞き届け下さい。
今、熊本地震の避難所で何が起きているか、
エコノミークラス症候群(エコノ症候群とこれから呼びます)。
避難所に入れない方々は車上生活を余儀なくされているとか。
そこでこの病気が発症するとのこと、大変な問題です。
このエコノ症候群、第一の原因は同じ姿勢を長時間続けること。
もう一つは水分を取らないこと。が上げられます。
避難所でも許容を越す人々が収容されていますので、
充分なスペースが確保されていないことは容易に
想像できます。狭いスペースで休むことになると
姿勢が十分に動かすことができなくなります。
その避難所に入れないために車上生活する場合も同様で、
椅子に座ったまま寝ることになります。せいぜいできても
椅子のリクライニングを倒すことくらい。それで足に血栓
(血の固まり)ができそれが血管を伝わってどこかで詰まって、
血行障害を起こす。それが脳でおこると命に関わる病気を引き起こす。
という訳です。
さて、バレーボールの関係者としてこのエコノ症候群の予防で
お手伝いできるアイデアをご紹介したいと思います。
紙風船バレー(ボレー)ボール
通常のバレーボールはこの過酷な
状況の中で行なうことなど到底できません。しかし、ボレー
(空中にボールやそれらしきものを弾き、ボール交換(パス)を
することはできます。
それも狭いスペース、椅子に座ったままでも、寝転んでも。
それができるのが紙風船バレー(ボレー)ボール。
ボールに紙風船を使います。そうです折り紙で子供のころ作ったやつ。
それを新聞紙などで少し大きめのものを作ります。(新聞紙バレーボール?)
出来上がった風船は立方体で球体ではありませんが、立派なボールです。
それを一人でもいい、二人でやってもいい、手のひらで空中に打ち、
落ちてきたらまた打ちつけボールを空中に浮かせ続ける。
右手で、左手で、両手交互に。今度は手の甲で、それも左右両方。
今度は肘の近くで打ってみる。頭でもいい。もっと言うなら足でも。
これはバレーボール(競技)という定義に捕らわれない発想です。
バレーの語源 Volleyは本当の発音はボレーで、空中を飛来したボールを、
手で捕まえずにまた空中に放り出すことを意味します。ボレーボール、
語源に忠実なプレースタイルは体のどこの部位を使ってボレーしても
構いません。(正式バレーボールでも下半身使っても OK です?!)
※ですから、日本古来の遊戯「蹴鞠(けまり)」はボレーボール
=バレーボールであり、同属関係にあるといえます。(閑話休題)
体を動かすことができず、精神面にもよくない状態で、
しかも狭いスペースしかないところでできる究極の運動=スポーツ。
それが紙風船バレー(ボレー)ボール。
就寝していらっしゃる方も数多くおられることでしょうから、
やはり場所は考えなくてはいけないでしょう。
風船が別の場所にそれたり、またボール(風船)を打つときに
接触音がしたりします。
複数でやっていると声も出す事になります。そういうところで
周りの方への配慮が必要と思いますが、それはその場に応じて
お願いします。とにかく、体を動かし、血流を良くし、そして
その運動による心地よさの中で水分をしっかり取る。ことで
血液の循環を改善してもらえればと思います。
見知らぬ方々とのコミュニケーションの道具としての効果も
期待できます。スポーツにはそういう一体感を醸成する機能も
あるのです。特にバレーボールにはその力があると思います。
いかがでしょうか?
被災地の皆様に声が届いていましたら、是非実践してみて下さい。
(このアイデアは、大分県在住のニックネーム、マーシャさんから
いただきました。お孫さんと娘さんと親子3代で、風船バレーボールを
楽しんでいるとのこと。面白そうですね!ご提案、有難うございました。)
30年前、京都の高校でバレーボールのコーチをしていた時に、
熊本へ遠征に行きました。そこで合宿を張ったのが、
熊本女子高校(現慶誠高校)。その当時の監督だった H 先生
(熊本市在住)のその後の状況ですが、ようやくご自宅に
帰られたとのこと。良かった。
「一度熊本に来んね?」とお声がけいただきました。
ただただありがたい気持ちでいっぱいです。
負けるな熊本!
【編集後記】
「ぎりぎりで負けている時のコートの中の盛り上げ方ってありますか」。
読者の方から質問をいただきました。今週より編集後記欄にて
お答えしていきます。
ところで、この状況何となく想像できるのですが、
1、セット、ゲームの後半で勝負を決する 20 点以降の攻防時、
2、相手のリードが1,2点で追いつきそうな状況にある。
と考えてよいでしょうか。
もしよければどんな状況のときのことをイメージされているのか、
また事務局にお届け下さいますか?
より詳しく的をえたアドバイスができると思います。
お声をまた、寄せていただければ幸いです。
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