天皇杯・皇后杯Theファイナル始まる!& 冬の講習会―福島白河編-
100回と2号目です。寒いですね、うん絶対寒い。
もう師走ですから仕方ないのでしょうが、
皆さん朝起きれますか?(加藤)はだめですね、
30分くらい布団の中で漂っています。
(起きているか寝ているかわからない状態)
とにかく5時半はまだまだ夜のつづき。
なかなか体内時計が目覚まし状態にならず、苦戦苦戦。
ようやく起き出してもぐずぐずしてしまって動きが超遅い、
そして寒い、身体が動かない、とほほ。早く春よ来いと
願うのはわがままでしょうか?
そんな中から今週もよろしくお付き合い下さい。
◎やはり、福島から発信しよう!冬の講習会、
福島白河での講習会-内容編-
先週招かれた福島の白河ひがしスポーツクラブでの講習内容を
「紙上講習」の形で皆様にお伝えします。
今週からはひとつひとつその時のメニューをひも解いていきましょう。
その前にご当地のお悩みどころは次でしたね。
1、パス(オーバーが難しい。どうつかむ・はなすを教えるか。)
2、声が出ない。
3、サーブレシーブ(レセプション)
4、クラブを立ち上げたばかり。何をどう始めていいかわからない。
この要望に沿って実施したメニューが以下です。
午前中(9:00~11:50)
ウォームアップ→ゲーム10分×3セット
→3人正三角形パス(ルール作り)
→フットワークドリル→クールダウン
午後(12:55~16:00)
ウォームアップ→整列式フットワークドリル
→サーブレシーブ→股抜きポジショニング(3人組)
→プチパス→サーブ1対1→ゲーム10分×3セット。
今日の紙上講習は午前中のウォームアップ。
で、ウォームアップって何ぞや?
講習会で気をつけていることは、
1、ウォームアップからコーチする。
2、そして次を注意して参加者の皆さんでやってもらいます。
A 身体を戦闘(プレーする)状態にするために温める。
B ココロもそうなるように熱くする。
ですが、結構次のようなチームをよくみかけるのですが、
AはやっているのにBがどうかなっ?というところ。
声は出ている(掛け声、拍子取り:いわゆるファイト、ハイ!と
チームでプレイに関係なく発せられる)けど心底ココロの底から
湧き上がってはいない?!これというのはBから遠い存在。
いやいや感が強く、ついつい手を抜いてしまう。監督、コーチも
いちいちウォームアップに付き合っておらず選手・生徒まかせに
なっている。いつものルーチンを淡々とこなす。そうこするうちに
パス練習になってしまう。ウォームアップは練習ではない雰囲気。
こんな風になっていませんか?
ウォームアップはチームの状態をみる格好の時間
そうなんですよ。実はこの時を逃がしてしまうと、
大切なことを見落としてしまう可能性が高いんです。
1.身体の状態を観察する。
2.ココロの状態も観察する
そして試合や練習の本番をいい状態で迎えるように
心身の準備をするということです。
で、私の講習でよくやるのがアイスブレーク的、
遊び的ウォームアップ。特徴的なのは、「集合ドリル」。
ある条件を提示したら選手の皆さんはその条件に合うように
グループを作り、早さを競うものです。結構これが盛り上がるん
ですよ、一番遅いチームには罰ゲームがあったりしますので。
二人組み!三人組!とか青いジャージ同士で4人組とか。
どんどん条件を付け加えていきます。
このような遊びの要素を加えてやると心身ともに軽やかになり、
練習の本番にスムーズに移行できるようになるのです。
◎ノックアウト方式で勝ち上がるのはどこだ?
-天皇杯・皇后杯The ファイナル-
さて12月10日からはじまる天皇杯・皇后杯の見どころをズバリ。
それは混戦!です。
男女ともにどこが勝ってもおかしくない実力が伯仲した
Vリーグのチーム。それに挑む各地区を勝ち抜いた
恐れ知らない高校・大学・クラブチームの代表。
そして一発勝負のトーナメント戦で何が起こるかわからない
想定外のおもしろさがこの大会の魅力。要するに下克上が
起き易い大会と言えます。上位チームに捨て身でかかっていく
無鉄砲さが、時に力の強い者を倒す勢いとなることがあります。
日本バレーボール協会のホームページに見どころを
説明していますのでアクセスしてみて下さい。
強い者より勢いを味方につけた者が勝つ、天皇杯皇后杯。
どうかご期待あれ!
【編集後記】
いきなり、クイズです。
「一万時間の法則」。これ何のことでしょうか?
これ今私が読んでいる本にこのことが載っていました。
なるほどと思ってしまいました。
ヒントですが、
これには似たことわざがこれ「桃栗3年柿8年」。
もうお分かりかと思いますが、来週バレーボール選手、
チームの成長に関するこの話をさせてください。
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