あれから4年、東日本大震災と私のバレーボール &「冬の講習会―福島白河編」

練習メニュー


もう、もう、もう春、はる、といい続けてきましたが、
今日はまだまた寒い、関東地方は朝から雨でした。
えっ全国的になんですかぁ?

花粉も心配ですけど、寒いのは得意ではありません。
今日は通勤時の自転車乗っていたときの
手の冷たかったこと、、、

皆様、こんばんは。
雨を避けよけ自転車で帰宅したB級グルメコーチ(加藤)です。
今週もよろしくお付き合い下さい。

◎鎮魂、そして祈復興、東日本大震災「今の東北からの声」

あれからもう4年が過ぎました。早4年です。
毎年この日になるとあの情景、もう日本がどうにか
なってしまったカタストロフの姿が目に浮かびます。
私のところでは幸い、震度5強の揺れに見舞われたものの、
その後の電力供給とガソリンの品薄のみの数日で回復、
難を免れました。しかし、東北の惨状を見るにつけ、
日本人として何かをしなくてはと誰もが感じた
あの日からそう4年が経ちました。
さて、今の自分はあのときのやむにやまれぬ気持ちで
東北に足を向けた思いは残っているか、もう記憶の
片すみに置いてしまってはいないかと自問自答する
日になっているこの日。
その日練習して帰した部員がいなくなってしまった
という石巻の高校バレー部顧問の先生のお話。
強烈な印象となって残っています。

「バレーボールを通じて何ができるか」
を微力ながらやって来ました。このごろはその機会も
減って来て、自分の心の風化を感じつつありました、
正直。
「富岡高校の校舎の片付けに行きました。除染がなされ、
周りは綺麗になっていました。富岡駅を見に行こうと
いうことになり9ヶ月ぶりに行きました。

駅舎は取り壊されていました。その先は海なのですが、
それまでの間、除染廃棄物の黒い袋が一面に積まれていました。
ちょっとショックでした」。福島県富岡
(原発事故による立ち入り制限区域内)より
「生徒数が減少して、(男子バレーボール)単独チーム
としての参加ができない現状です」。岩手県宮古より
「まだまだ復興半ばですが、がんばってます」。
宮城県石巻より
皆さん震災後にバレーボールを通してお付き合いいただいた
高校のバレーボールの先生方からの「生の今」を伝えて頂きました。
(思いを伝えるために当方の判断で原文そのままで掲載しました。
メールをお送り頂いた皆様お許し下さい。)
夫々の皆さんが震災と今もなお向き合って生きておられます。
私はこの事実を真摯に受け止め、これからも自分に
何ができるかを模索していきたいと思います。
殊にバレーボールを通じて何ができるのかを再考したい。
そして、ご当地の応援団でありたいと本日、今この時に
改めて感じたのでした。(3/11に執筆中)
被災地の皆さんにバレーボールで笑顔を届けられると
とても素敵ですね。※皆様からのアイデアを募集します。
(何かできること)
◎やはり、福島から発信しよう!冬の講習会、
福島白河での講習会-内容編9-

福島の白河ひがしスポーツクラブでの講習内容を
「紙上講習」の形で皆様にお伝えしています。
午後メニュー、
1.ウォームアップ→2.整列式フットワークドリル
→3.サーブレシーブ→4.股抜きポジショニング(3人組)
→5.プチパス→サーブ1対1→ゲーム10分×3セット。

今回は3.サーブレシーブについてです。
さて、皆さんに質問をしておきました。

「複数の選手でのサーブレシーブで必要になる
キーポイント、なんでしょうか?」
お分かりになりましたでしょうか。

それは、ルールです。
動き方の決め事が重要になってくるのです。
守る範囲が明確になることで、このボールは誰の責任
ということがきちのと分かることで「声」も出しやすく
なるのです。
そのルールがないなかで効果的に「声」を出すことは
なかなか難しい。

それを指導者は、「声が出ないから(二人の中間に)
ボールが落ちるのだ。だから声掛けが大切だ」と
言い勝ちです。

声という課題を解決するために声を出す環境を整える
ことで声を出やすくするという作戦です。

どうでしょうか?

ルール=守備範囲を明確にすることで、判断を
しやすくします。そうですルール
(基準と言ってもいいと思います。)

さてどうやってその守備範囲を決めていくかが
また問題となります。

また来週続けます。
【編集後記】

先週またも悲しい出来事が起こりました。
FIVB(世界バレーボール連盟=FIVB)のインストラクターで
長年、海外での指導分野で活躍された足立龍也氏が
先日お亡くなりになりました。
大変優秀なインストラクター。
発想が大変豊かで、創造的な練習方法を編み出した
方でもあります。

アメリカの大学からフランスプロリーガーとなり、
海外で活躍した日本のバレーボーラーそしてその後の
海外指導者の草分け的な存在。日本よりも海外への
影響力があった素晴らしい国際バレーボール人だったと
思います。若すぎる旅立ちに絶句するばかり。

あなたの功績は非常に大きかったと今改めてお伝えします。
合掌:FIVB(国際バレーボール連盟)

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