白熱、?プレミアリーグ!
今週もよろしくお付き合い下さい。
◎?プレミアリーグ男子 サントリー 1-3 堺
1/16 NHKBS3放送から
久々にBS3でバレーボール中継がありました。
↑もっともっとオンエアしてもらいたい!!!
素晴らしい接戦で、TV観戦ですが、ずいぶん楽しみました。
(生観戦はもっとすごいですよ。)
結果は、堺が3-1の逆転勝ちでした。
サントリーサンバーズ 1 (26-24 17-25 21-25 20-25)3 堺ブレーザーズ
◎データよりわかるかること。
この試合、ちょっと面白いことが起こっていることわかりました?
まずは、下のデータを見て下さい。
(?プレミアリーグHPより抜粋)
・アタック決定率
サントリー 42.7% 堺 54.1% ○
・バックアタック決定率
サントリー 59.1% 堺 64.1% ○
・(オポジット決定率)
サントリー(スタンレー 62.5%、椿山 41.5%) 堺(ペピチ 59.2%)○
・サーブレシーブ成功率
○ サントリー 69.4% 堺 52.0%
・サーブ効果率
○ サントリー 11.9% ○ 堺 8.8%
・ブロック本数(セット平均)
サントリー 2.33本 堺 3.33本 ○
※○が付いている方が勝っています。
アタックについては断然、堺が上回っていますが、
(オポジットについてもサントリーの2人の平均値
52.0%より上です。)
サーブレシーブ成功率とサーブ効果率はサントリーが
上回っています。また、ブロック本数については堺が
セットに1本ほど多いことになります。
普通、サーブとサーブレシーブの良い方が試合の
主導権を握る=勝てる、と考えがちですが、
この試合はすこし様相が違ったようです。
・サーブレシーブが崩れてもアタックがよく決まった。
・サーブは相手よりよくなかったが、(相手攻撃が優位でも)
ブロックがよく頑張ってくれた。
堺側から観ると、そういうことになります。
一般的に、攻撃のコンビネーションを崩されると、
チームの状況がよくなくなる傾向がありますが、
そのハンディを乗り越える「力」が堺にあった
ということになります。
それは何なのでしょうか?
私は、堺のオポジットポジションのペピチ選手だったと
思っています。攻撃のコンビネーションが使えない時に、
2段トス(コンビネーション攻撃以外のトス)
=相手のブロックが十分に準備されている状況でも、
高い決定率を上げたことで、大きくチームに貢献した
と言えます。
どのレベルの試合でも、格下のチームはそのような
不利な状況になりやすいのですが、そのひとつの
解決法として、
前でも後ろでも(フロントゾーンのアタック、
バックアタックの両方)攻撃ができる
ポイントゲッターが1人いること。
が言えるのでしょう。
一人のどんなトスでも打ちこなすことのできる
ポイントゲッターを育てること。
なかなか興味深いですね!
※ここで注意することは、
ポイントゲッター≒体格が大きい、打点の高いアタックが打てること。
〃 =得点を稼げる選手
と定義することです。
そうです、体格、体力が恵まれることが
必要十分条件ではないということ。
どんな方法でも良いのでポイントを稼げることが重要で、
それにはパワーと高さのあるアタックを打てる体格、
体力のある選手が適している、ということにに
なるのでしょうね。
体格、体力が恵まれていても決定力がなければダメ?!
監督・コーチの皆さん、如何でしょうか?
・VプレミアリーグHPに試合のデータが掲載されています。是非、ご覧下さい。
⇒ http://www.vleague.or.jp/
⇒ http://www.vleague.or.jp/game_result2/league=premier_m&round_id=1
◎キラっ、なるほど!情報1
温故知新
2001年に開かれたアジアコーチセミナー、
それに出席をしていました。その時の講師が、
現イラン男子監督のフリオ・べラスコ監督
(当時はイタリア監督?)。
その方の講習内容をレジュメで読み返していました。
ここでキラっ!
さすがにイラン男子をアジアのトップに仕立てた
人物だなと思う部分が多々あり。
これから少しの間そのことについて触れていきましょう。
それは、「日常習慣と試合クセ」についてです。
コーチ・指導者の方々は、よくこのような言葉を
選手に投げかけませんか?
「練習で出来ないことは試合では絶対できない」
私もそうでした。この言葉に疑いはないところ
だと思います。
しかし、しかしですよ、結構それが実践されていない
事実があちこちで散見されることが、、、
次回に続けます。
【編集後記】
朝、起きれないですね。
私は、通勤に2時間を要しますので、家を出発するのが
7時前。それに先立つこと1時間前には寝床から出なくては
いけないのですが、それがなかなか。
選手からすぐに指導者、コーチの道に入った私、実業団の
指導者時代は毎日選手と同様に身体を動かしていました。
その影響か、ウォームアップ状態がまさしく活動する時。
ですが、冬はいわば、コールドダウン状態。特に寒い朝は
動きが凍り付いて鈍いことにぶいこと。
こんななか中高生、またそれ以上のレベルの選手諸君も
寒さをものともせずに、練習に励んでいるのでしょうね。
だらしない自分、選手に見習うべし!!
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