なにっ??最近の気になる!情報から2&「冬の講習会―福島白河編」

戦術


先週は雪の東京からでしたが本日は春一番が
吹いたところがあるとか?

春が間近に来ているのですね!うららかな日を夢想します。
いいなぁ暖かいのは。でも春になると大変なことも。
そう、このごろ鼻の粘膜が少々おかしい、、、

そう、春は花粉症の季節でもあります。
これを持っている私は大変。暖かくなることはいいのですが、
実はこれが、、、

春を待ちわび、しかして怖くもある今日この頃の私です。
今週もよろしくお付き合い下さい。

◎なに??気になる!最近の情報から2
今週の「そうかぁ!」は、ストレッチングについての
新たな見解について。

先日何気なく見ていたTV番組、NHKの「ためしてガッテン」で
驚きの事実判明。それが、公共放送の手によって明らかに。

ストレッチの効用と非効用について。
それは、これまでの常識が崩れるときでもありました。
その時は不意にやって来たのです。新しい知識は
常識を超えるもの!

「ストレッチをすると、筋肉は伸びて長くなるため、
いわばパンツのゴム(伸びた)ような状態になる」。
(NHK公式ホームぺージ 本番組サイトより)

番組ではそれを検証するためにあるバスケットボールチームが
ストレッチをした後、ジャンプ力測定をやっていました。
その結果、測定値は本当に減少してしまったのです。

これは、ストレッチにより
「(筋肉がゆるんだせいで)力が入りにくくなったため」
(同HPより抜粋)だそうです。

え~、ほんとう?これは驚愕の事実。
もしかしたら選手のパフォーマンスをストレッチやることで
阻害していたかもしれない!頭をよぎりました。

「ストレッチは柔軟性がアップするものの、
筋力低下によってケガ予防の効果は期待できない」
と言うのです。

常識は変わる。

その昔、練習中に水を飲むことは厳禁。
気持ちを萎えさせ、パフォーマンスを落とすと
考えられていましたが、今では水分補給は
大切なスポーツをする上での必須事項に
なったのと同様に。

しかし以前からストレッチ(筋肉を引き伸ばして
筋肉を柔軟にする)の用い方に少々疑問を
持っていたこともありました。

それは地元の高校のコーチをしていた頃のことです。
(3、4年前)試合になるとたくさんのチームが
一斉に試合前に準備運動を始めます。

その時に一番多いのがストレッチ。
それもこの番組で話題となった静的ストレッチといって
筋肉を静かに引き伸ばすタイプのものでした。そして
その後にすぐにパス(主運動)に入る。そんなチームを
よく見かけたのです。

私は職業としてコーチ監督をしていたのでトレーナー
というスタッフ何人とも仕事をしていましたので、
ストレッチの合理的と思われる用い方は知っていました。
徐々にスピードを上げてウォームアップを行うことです。
ですからストレッチはその一番最初で実施。次に、
段階的に動きのあるドリルを入れ最終的にはマックスの
スピードでダッシュ等に移行するウォームアップをやりました。

(静的)なストレッチだけではこれから動きを出す
筋肉に対して刺激が少なすぎると考えていたからです。

動きを伴わないストレッチだけウォームアップは?と
思っていた節がありました。

今になって確証を得た感じです。やはり試合に入る前は
多少息が上がって汗ばむ状態で臨む方が、動きがスムーズです。
それは静的ストレッチだけではかなわないと。

番組では「アロンガメント・ジナミコ」が効果的と
紹介されていました。

これは以前からブラジル体操といって動的な準備運動
として日本にもおなじみの方法です。
(特にサッカーでは一般的です。)

そうかぁ!

この話題かなりバレーボールをやる皆さん、教える皆さんに
とっても大切なことですので、来週も続けましょう。

◎やはり、福島から発信しよう!冬の講習会、
福島白河での講習会-内容編6の補足-

福島の白河ひがしスポーツクラブでの講習内容を「紙上講習」の形で
皆様にお伝えしています。午後編の1.ウォームアップの続きですが、
前述の「アロンガメント・ジナミコ」(ブラジル体操)の考えからすると
ここでの午後の持って行き方は良かったのではないかと思いますっ!
静的ストレッチはせずに動きのあるウォームアップ(これも「その場」式
のものでしたが、)から整列式フットワークドリルに移行しましたから。

(常識にとらわれない試験的かつ大胆なアプローチもときには
必要だと思います。いいと思ったらやってみることが
意外に大切かもしれません。)

午後の内容のおさらいです。
1.ウォームアップ→2.整列式フットワークドリル→3.サーブレシーブ
→4.股抜きポジショニング(3人組)→5.プチパス→サーブ1対1
→ゲーム10分×3セット。

スペースと参加人数、制約のお陰で、それからバドミントンの
フットワーク法を取り入れられたことはひょうたんから駒のような
ものでした。「必要は発明の母」です。そこで得た知識は
「狭くてもできる」です。

皆さんも環境に恵まれないことをプラスにとらえてよい発想を
して下さい。整った環境よりもすぐれた考えが思い浮かびますよ!

次回は3サーブレシーブについてです。

【編集後記】

今週も思わぬ出会いがありました。
ストレッチの話題。この番組をあらかじめ知っていたわけでは
ありませんでした。何気なくついているテレビを見たら
この話題をやっていたわけです。

常日頃そういう「○○脳」を持って物事を観察していると
自然と向こうからこちらにやって来るようです。

突然ですが、「円陣パスプロジェクト」について
さて、今度から私が考えた究極のバレーボール楽しみ方、
そして普及の形「円陣パス」。

それを広めていくプロジェクトを立ち上げたいと思っています。
日本には相手チームと競わず自らの技術と向き合う、いわゆる
自己目的型で修行的なスポーツの楽しみ方があります。

その一つ蹴鞠。
これは勝敗がつかないですがスポーツではない身体的遊戯
としては成り立っています。

それも蹴鞠は足のボレー(バレー)というスキルを駆使します。

バレー=ボレー、私が考えうるに球技(運動)スキルの中で
人類最高難易度のものと思っています。その自らの技術を
高めることに面白さを感じること。いいじゃありませんか?

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