指導の極意「ズームイン・ズームアウト」とは?

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こんにちは!川端健太です!

私は毎日散歩をしています。
マスクをして散歩をしているのですが、 かなりきついです。
子供達がマスクしているのを見るとかわいそうだなぁと思います。

今日は、指導の極意ズームイン・ズームアウト」について話しますね!
今後、指導法についても、シェアしていきたいと思ってます。

 

ズームイン・ズームアウトとは?

それは、「褒めるときと叱るときに使うもの」です。

ズームアウトは、「褒めるとき」に使います。
ズームインは、「叱るとき」に使います。

具体的に今から説明させていただきますね!

叱るときから説明します。

叱るときにやってはいけないのは、感情的になることだとよく言われてますよね。
感情的になったら叱るではなく怒るになるからと言われています。

もうひとつ、叱るときにやってはいけないことがあります。
それは、「人間性を否定すること」です。

人間性を否定することが、ズームアウトになります。

 

叱るときのポイント

どういう叱り方がズームアウトで、どういう叱り方がズームインなのか?

それは、「あの行動はしてはいけない」「あのプレーはしてはダメだ」というように、特定して叱るのがズームインした叱り方です。

反対にスパイクやレシーブをミスした選手に対して、「お前はいつも駄目だ」「お前は下手だ」などと言ってしまうと、その選手の人格全体を叱ることになるので、これはズームアウトしたことになります。

叱るときは、行為や考え方だけを言葉にするようにしてください。
その行為をしたことがダメなだけであって、その選手自体の人間性がダメなわけではないからです。

ですから、叱るときのポイントは、特定の行為や考え方だけを言葉にすることが大切だと思ってます。

 

褒めるときのポイント

では、褒めるときのズームアウトは、人間性を褒めてしまえばいいんですね。

褒めるときは、「お前ってすごいよなぁ」「お前ってあんなプレイができてかっこいいよね!」というように、その選手自身を褒めます。

そうすることによって、選手のセルフイメージを上げる効果があります。
セルフイメージとは 、自分がどんな選手なのかというイメージですね。

このセルフイメージが高くないと選手は瞬達しません。
ですから、セルフイメージを上げるためにも、褒めるときはズームアウトして褒めることをお勧めします。

叱るときにズームアウトして叱らないようにする理由は、セルフイメージが下がってしまうからです。
だから、 ズームインして叱るようにします。

褒めるときのポイントは、「いいスパイク打ったよね!お前ってやっぱ凄いなあ」というように、よかった行為とその選手自身を褒めるようにしましょう。

そうすることで、何について褒められてるかはっきりするのでより良いと思います。

 

まとめ

このズームイン・ズームアウトは最初はなかなかうまくいかないかもしれません。

「お前って駄目だな」とズームアウトで叱られてきた方が多いと思うんです。
だから、なかなかズームインで叱ることができないのは仕方のないことかなあと思ってます。

悪いのは選手の人間性ではなく、その行為や考え方だけなので、ズームアウトを使ってもらえたらと思ってます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます!
あなたの教え子さんがドンドンうまくなりますよう応援してます!

 

この記事を書いた人川端健太(かわばたけんた)川端 健太(かわばた けんた)
日本福祉大学バレーボール部監督・バレー瞬速上達塾代表最新の「脳科学」と500年の歴史をもつ「古武術」を取り入れた独自のバレーボール指導法が話題になり、わずか2年半で6,000人を超える選手たちを指導。一般的なチームの8割~9割を占める「伸び悩んでしまう選手」をたった「一声」で上達させる手腕は、多くのバレーボール指導者から注目されている。また、自身が代表を務める「バレー瞬速上達塾」は、全国各地でバレーボール教室や指導者向けの講習会を開催。年間100回を超える精力的な活動は、頻繁に地元紙に取り上げられている。

 

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