最後までボールを追いかけるようになるミスをした時の声かけ

指導法

今回は、「最後までボールを追いかけるようになるミスをした時の声かけ」についてご紹介します。

バレーボールでは、「とにかく声かけをしろ」と言われますよね?
あなたも、そんな経験はないですか?

私は、よく「声かけをしろ」と言われた記憶があります…

声かけをする効果は、

・自分も仲間も励まし、やる気・気合い・集中力を引き出す
・声を出すことで相手チームにプレッシャーをかける

など… メンタル面の戦術としての声かけが多いですが、今回ご紹介するのは「最後までボールを追いかけるようになるミスをした時の声かけ」についてです。

「ごめん」と言ってしまう選手の特徴

あなたは、スパイクレシーブやサーブレシーブなどでミスをしてしまった時、チームに何と言いますか?

「ごめん!」と言っていませんか?

私も、「ごめん」と言っていました…

しかし、「ごめん」と謝ってしまう選手は、
・消極的なタイプ
・お人好しで控えめなタイプ
・何かに遠慮してプレーしているタイプ
が多いです。

また、そのような選手は、「試合で活躍してやろう!」ではなく、「チームに迷惑をかけないようにしよう」というマイナス思考になってしまいがちです。

そのため、試合中にミスをすると、とっさに「ごめん」という言葉がでてきてしまうのです。

「ごめん」ではなく「任した」と叫ぼう!

ラリー中、ミスをした時に「ごめん」と言ってしまったら、自分の失敗でラリーが終わったと感じませんか?

勝手に、自分自身のプレーを終わりにしてしまうのです。

その結果、ラリーは終わっていないのにもかかわらず、ミスした本人がプレーを止めてしまっています。

ミスしてしまっても、決して謝ってはいけません。

ラリーが止まっていない限り、「ごめん」と言わずに「任した」と指示することが大事なのです。

ミスをしてしまっても、周りの選手に「任した」と叫ぶことで、チーム全員が最後までボールを追いかけるようになり、プレーが続く可能性があります。

「ごめん」と言われた時と、「任した」と言われた時では、周りの反応が全くちがうと思います。

なぜなら、責任感が全く違いますよね?
「何としてでもこのボールを繋いでやる」と思うはずです。

ですので、ミスをしても、「ごめん」ではなく「任した」と大きい声で叫ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、「最後までボールを追いかけるようになるミスをした時の声かけ」についてご紹介しました。

・「ごめん」は、自分自身のプレーを終わりにしている
・「ごめん」と言わずに「任した」と指示する

ミスをしてしまった時の声かけの仕方を理解していただけましたでしょうか?

「ごめん」を「任した」に変えるだけで、ボールが上がる確率が高くなります。
ぜひ実践してみてください。

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