ウォーミングアップの目的を知るだけでパフォーマンスアップ!
今回は、「ウォーミングアップの4つの目的」についてお話します。
突然ですが、みなさんはなぜウォーミングアップを行っていますか?
「ウォーミングアップが大切だ」とよく言われるけれど、なぜ大切なのかわからない…と思っている方は多いのではないでしょうか?
また、ウォーミングアップの目的が何なのかわからないまま行っている…という方もいるかもしれません。
このようなことを経験したことはないですか?
試合になると緊張して本来の力が出せない…
1セット目より2セット目の方が調子がいい…
試合が終わったらもっとできたのになぁと後悔が残る…
など、こんな方は、ウォーミングアップの目的を理解せずにウォーミングアップをしていることが原因です。
ウォーミングアップの目的は、大きく分けて4つあります。
目次
ウォーミングアップの目的➀心拍数と呼吸数を増加させる
「疲れるからウォーミングアップを軽くする」という考え。
これは、間違いです。
実は、「ウォーミングアップをしないから疲れる」のです。
ウォーミングアップを行うことで、心拍数と呼吸数が増加して、酸素の供給量が増加します。
酸素の供給量が不足すると、乳酸の蓄積につながり、練習中や試合中に足を攣ってしまいます。
また、疲労しやすく、疲労回復も遅れてしまうのです。
ウォーミングアップの目的②体温・筋温を上昇させる
体温・筋温を上昇させることは、
・パワーをアップさせる
・酸素供給量を上げる
ということに繋がります。
・1セット目からMAXのパワーを出せない方
・試合になると疲れてしまう方
こんな方は、体温・筋温の上昇ができていないかもしれません。
さらに、筋温が上昇することで、筋肉がほぐれて動きやすくなります。
ウォーミングアップの目的➂関節可動域を広げる
関節可動域を広げることは、怪我の予防や動きの滑らかさに繋がります。
ウォーミングアップが十分にできていないと、いつもより動きが鈍くなってしまいます。
いつもは拾えるボールでも拾えなくなってしまい、焦って無理に動かすと怪我をしてしまうのです。
関節可動域が狭いままで試合をしてしまうと、いつものパワーが発揮できません。
ウォーミングアップの目的④神経の伝達を促進する
神経の伝達速度とは、脳から筋肉へ神経が伝達するスピードのことです。
いつもより動きが鈍いな…と感じる方は、神経伝達の促進が上手くいっていない可能性があります。
素早くボールを拾いにいけるようになるためにも、ウォーミングアップが重要なのです。
まとめ
今回は、「ウォーミングアップの4つの目的」についてご紹介しました
・心拍数と呼吸数を増加させる
・体温・筋温を上昇させる
・関節可動域を広げる
・神経の伝達を促進する
ウォーミングアップの目的を理解できたでしょうか?
ウォーミングアップは、何となく行っていても効果がありません。
しっかり目的を知って行うようにしてみてください。
きっと、いつもより良いスパイク・サーブ・ブロック・レシーブができると思います。
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