質のよい練習をおこなうための考え方

指導法

 

質のよい練習をおこなうために、最も大切なことは何でしょう?

整った練習環境・練習時間の確保など、もちろんこれらの物理的要因は大切な要素なのですが、実はそれ以上にもっと大切なことがあります。

それは、「与えられた状況で全力を出し切ること」です。

そのための指導者の役割は、「与えられた状況で選手たちの全力を引き出すにはどうすればよいか?ということをよく考え、そのために最善を尽くすこと」です。

では、ここからは、指導者の方に知っておいていただきたい練習における大切な考え方についてお話していきたいと思います。

 

■ 与えられた状況でどのように練習するか?

まず、大前提として、練習環境や練習時間が充実しているチームは必ずしも強いとは限りません。

実際に練習環境や練習時間が充実していないチームでも、勝ち進んでいくチームはたくさんありますよね。

ですので、与えられた状況でどのように練習するか?ということが、選手も指導者も考えなければならない大切なポイントになります。

 

~指導者が心掛けるべきこと~

与えられた状況で選手たちの全力を引き出すにはどうすればよいか?ということをよく考え、そのために最善を尽くすこと

具体的には、自分のチームの状況に合った練習の組み立てだと考えます。

例えば、コート1面しか使えないというように、練習環境が整っていない場合。

この場合は、選手全員がまんべんなくボールを触れる機会が増えるような練習メニューを中心に考える。

もう1つ例を上げて、練習時間が比較的少ない時間しか確保できない場合。

この場合は、選手の集中が継続しやすい練習メニューを中心に考える。

 

このように、与えられた状況をしっかりと把握できていれば、どういう形で練習していくかというチームの方針が明確になりやすいです。

ですので、自分のチームにおける物理的課題を見つけ、チームに合った練習をづくりをしていきましょう。

 

さらに、選手たちが練習で「与えられた状況で全力を出し切る」ために、その日の練習目標などを立てることもオススメですよ。

毎回の練習で目標を持って臨むことで、達成しようと集中力がグッと高まります。

 

今回の内容は、指導者だけでなく選手も理解しておく必要があります。

なぜなら、質のよい練習をおこなうためにはとても大切な考え方だからです。

さらに、練習メニューを指導者が決めるのではなく、選手たちで決める場面も出てくることがあるでしょう。

ぜひ、押さえておいてください!