サーブレシーブの練習
◎やはり、バレーボールは、
サーブとサーブレシーブ(レセプション)か?!
さてこの究極のバレーボールゲームにおける課題の2つ。
どう練習でアプローチすべきでしょうか。
少し考えてみましょう。
サーブとレセプション(サーブレシーブ)
前述したように、「この勝者と敗者にどういった
違いがあったのでしょうか。究極突きつめると、
小学校バレーボールの巧拙に関わった
あるバレーボールのキーポイント、そうです、
サーブとサーブレシーブ(レセプション)の
巧拙に立ち返ることが多い」。
そのことから、やはり、
「バレーボールは、サーブとサーブレシーブ
(レセプション)か?!」との仮説、
持論を展開しています。
そこで、気に留めておきたいことの一つが、
これも先週お話しました、サーブもサーブレシーブも
クローズドスキルの要素が非常に強いという特性がある
というところ。
特にサーブに関しては、味方も敵も何ら関与する
ことができない究極の個人種目です。
(技術単体としての見解です。戦術的には複数の
メンバーが関与する集団種目の様相を呈します。)
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(バレーボールのサーブ)、バスケットボールの
フリースロー、採点種目の個人種目(体操、
新体操、スキージャンプ、飛び込みなど)
これらの種目に共通する向上のための必須条件とは、
1、技術力
2、それを発揮する心技体の心と体
3、特に、試合の場面での心=メンタル力
ということになるのでしょう。
先日も男子フィギュアスケート世界選手権で2連覇を
果たした羽生弓弦選手、ショートプログラムで
5位と出遅れましたが、フリー演技で世界最高得点を
叩き出し逆転優勝を飾っています。
1.ショートプログラム
2.フリー
そのわずか一日の間に技術力の変化があったとは
とても考えにくい。技術力を支えるもう一方の
体力についてもショートを終えてのフリー、
その疲労の度合いを考えるとマイナス要因に転じて
いたに違いありません。
しかし、あきらかにパフォーマンスに違いが出ています。
そう考えると心=メンタル力が、如何に重要かがわかります。
さて、そこで一般的な、バレーボールのサーブの
練習風景をたどってみましょう。
A、主たる練習の目的(練習時間を多く割く種目)
ディフェンス、スパイク、総合練習
B、そのAの合間に、息抜きのような状態でサーブの
練習が入る。(動きが伴わないために比較的息が
上がらないため=苦しくないため)
C、それもチームの全員が両側のエンドライン、
もしくはその後方に陣取りいっせいにサーブを
ボンボン打つ。(試合前の公式練習でよく見る光景です。)
D、それが時間で決められている。5分とか10分
E、その実施時間が練習の終わる前とか、
練習の途中であれば次の(主要?)な動きを
伴った種目に移行する。
練習は嘘をつかない、と言われます。
(加藤)もその通りだと思います。
しかし、嘘をつくことがあることも(加藤)は知っています。
それは、その練習が発揮されるべき状況と即してない場合に
大いに起こりうることがある。その経験を大いに積まされました。
その観点からいって、この一般的なサーブ練習は目的に叶った、
合理的な練習になっているといえるでしょうか。
来週に続けます。
※ここでいうサーブ練習の目的とは、本項のテーマ
「バレーボールは、サーブとサーブレシーブ(レセプション)か?!」
から掘り出した、有効なサーブを試合で打てることというように案に設定をしています。
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