ゲームを有利に進めるためのサーブ

加藤 敦志 講師一覧

女子の試合から、そのTV観戦した女子のゲーム「久光製薬VS東レ」の試合についての感想となります。

サーブ戦術を徹底すべき

このゲームの結果は、久光製薬 3-1 東レとなったわけですが、勝負のかかった4セット目に、久光製薬のサーブレシーブの軸、リベロの座安選手とウイングスパイカーで、言わずと知れた名ディフェンダーの新鍋選手に、東レのサーブが集まり過ぎていました。

それ故にセッターの古藤選手が自由にトスを操れるAキャッチ(パス)が集まり、コンビネーション攻撃を容易にしてしまいました。

多分、久光製薬の方は、このサーブレシーブのキープレーヤーにサーブを集めさせるようなフォーメーションやシステムを取っていたと思います。

(2人が並ぶとかお互いの距離が近く配置されるとかのサーブレシーブの体型=お互いの相乗効果を狙ったもの、が多かったですね。)

返して、久光製薬側のサーブはスパイクサーブ(それも左・右利きの2人の選手による)やジャンプフローターサーブを織り交ぜるなど多彩で、かつ、東レの新加入エンライト選手に集めるなど、サーブ戦術に工夫が見られました。

エンライト選手はサーブレシーブのAパス率が低かったように思います。

このゲーム、久光製薬のサーブ戦術に軍配が上がった感じがします。

サーブの巧拙でゲームが決まる

極端な話をすれば、25点をサーブポイントすれば、残りのプレーはしなくてもよいことになります。

これは現実問題不可能でしょうが、いずれにしても、サーブの巧拙・出来がゲームを左右する生命線だということは間違いのないところです。

如何にサーブで、アドバンテージ(有利さ)を取るかがゲームの勝敗の関わる重要なポイントです。

出足し好調のチームもそうでないチームもまだ序盤戦、結果に一喜一憂することなく、ベストの好ゲームを期待したいですね。