目標とする選手を想定しより近づく為の練習方法【後編】

練習メニュー


100年以上あるバレーボールの歴史の中から偉大な選手をピックアップ!
ポジション、年代別にその時代を華々しく彩った多くの偉大なプレーヤー達。
そのビッグプーレヤー達から手本となるプレーを学び、ある種自身の目標として想定。
その技術に少しでも近づき、プレー向上に繋がるようなお話をさせて頂きたいと思います。

日本を代表するオールラウンダー

今回スポットを当てるのは。
全日本バレーボール女子代表を13年間という長きに渡り牽引された木村沙織選手です!
~木村沙織~
埼玉県出身1986年8月19日生まれ 身長185㎝ 体重68㎏ 最高到達点304㎝
2003年 成徳学園高校2学年時に全日本初選出
2004年 アテネオリンピック出場
2006年 世界選手権出場
2007年 アジア選手権優勝 ワールドカップ出場
2008年 北京オリピック出場
2010年 世界選手権出場 銅メダル獲得
2011年 ワールドカップ出場
2012年 ロンドンオリンピック出場 銅メダル獲得
2014年 世界選手権出場
2015年 ワールドカップ出場
2016年リオオリンピック出場
2017年 引退
長い現役生活で数多くのタイトルを獲得している木村選手。
間違いなく世界トップクラスのマルチプレーヤーでした。
その木村選手の長所とお手本となる所をピックアップして・・。
少しでも自身のレベルアップにつながる練習を行ってみましょう!

驚異的な決定力

木村選手の魅力、凄さと言えばどのポジションもこなせるマルチな才能!
でももっとすごい所もあって・・それはスパイクの決定力、そしてサーブの効果率です!
どれくらいかというと・・
Vプレミアリーグの日本人女子最多得点記録をたたき出すほどすごかった!
高さもさることながら、スパイク、サーブどちらも打ち際のテクニックが素晴らしかった。
木村選手に見る決定力向上という部分の注目すべきポイントとして
・スパイクフォームにおいて腕の可動域が広い。
→スパイクのインパクト直前までインナーかストレートかクロスかコースが読めない。
・高さ、インパクトのバランスが整ったサーブフォーム。
→ボールコントロールが抜群に上がる。
また相手のレシーブ陣営にサーブのコースデータを絞らせない。
以上の2点が挙げられます。
ではどうやったら上記のポイントを押さえ、決定力を上げる事ができるようになるのか。
木村選手から学ぶその答えは。
ズバリこれ!身体の柔軟性を身につける!です!
ここからは木村選手のような柔軟性を身に付けるためのトレーニングをご紹介!

肩の柔軟性をつけるトレーニング

木村選手に見られる決定力の高さ。
それは体の柔軟性、特に肩の柔らかさに最大のポイントがあります。
上記にあるように、スパイクでは腕の可動域が広くなりコースを目一杯使う事ができます。
またサーブでも体のバランスも良く、腕の振りがコンパクト且つ非常にスピーディでした。
そのためコントロールが抜群で、高さも相まって非常にシャープな軌道を描いていました。
ここでは肩の柔軟性を高めるオススメストレッチをご紹介します!

可動域拡大ストレッチ その①

・まずうつ伏せになり、両腕を頭の上に伸ばします。(潜水のような感じ)
・平泳ぎのように両腕で円を描き、お尻の上で手のひらを合わせます。
ポイント!
最初に腕を伸ばしている時、手のひらは下(床)を向けておいてください。
肩と平行の位置で手のひらを切り替えお尻に来たときは上(天井)を向くような感じ。

可動域拡大ストレッチ その②

・両腕を前に伸ばします。(前にならえ!よりも少し幅を狭くした形)
・肘を後方に追いやる形で肩と平行の位置まで引きます。(この時手のひらは外側。)
補足!
②のパターン違いで腕を上に伸ばす万歳の形(同じように幅狭めで)もあります。
この時は肘から腕を下ろし、肩と平行の位置で止めます。(同様に手のひらは外側。)
回数は10回が目安です。
慣れてきたらセットを組んで行うのもいいでしょう。

可動域拡大ストレッチ その③

・タオルを用意します。(できるだけ長さがあるもので。)
・タオルの両端を持ち、頭上方向に腕を伸ばします。
・腰辺りまでタオルが来るように伸ばしたままゆっくりと背中の方に腕を持っていきます。
・逆に今度は頭上を通してお腹辺りまで前に持っていきます。
注意!
肩甲骨にも負荷がかかるためゆっくりとスローペースで行いましょう。

まとめ

今回は全日本女子バレーボールの名プレーヤー木村沙織選手をピックアップしました。
少しでも木村選手のような技術を身につけ、プレーの向上に結び付けたいですよね。
より高い柔軟性を身につける事はプレーの向上を主とするだけではありません。
何といっても、ケガの予防にもつながる非常に重要な要素を含んでいます。
実践的な練習はもちろん最も重要です。
実践的な練習、また筋力アップにより時間をかけたい気持ちも大切ですが・・。
柔軟性を身に付ける重要性もぜひ理解して欲しい!
ケガの可能性を低くしながら!木村選手のような柔軟性を身に付けていきましょう!