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スパイクの助走で意識するポイント

スパイク 助走

◎スパイクの踏み込みについて

 

前回で、(スパイク・アタック)の助走について説明をして来ました。

今回はご質問の本題「踏み込み」についてお話します。

※項目順に、<< >>の中に示します。

 

スパイクの一連の動作(復唱を兼ねて):

1.助走

 

2.踏み込み

(助走を止めて、ジャンプするまで)

 

3.テイクオフ

(跳び上がって、4.に行くまでの過程)

 

4.サスペンション

(跳び上がってから下降に転じる点、空中に吊下がって、

ボールを打つ直前)

 

5.ボールコンタクト

(ボールを打つ動き)

 

6.フォロースルー

(5、以後の空中動作)

 

7.着地:ランディング

(一連の動作の完了)

 

 

2.「踏み込み」について

実はこの部分は、前に説明した1.「助走」の最終ステップと

ほぼ同義となります。要は、助走からアプローチした場合には、

「最終ステップ」となり、次なる動作のテイクオフ(跳び上がり)

から見ると、ジャンプのための「踏み込み」となるわけです。

 

 

スパイク助走の「最終ステップ」(復唱を兼ねて)

(1)下半身(足の動き)

2ステップ(右・左:主に右利き、左・右:主に左利き)、

1ステップ(両足)

 

(2)上半身

1.目線、頭の動き

2.スイング(腕の動き)

両手スイング、交互スイング

 

 

ここでは、特に注意する点をピックアップしてみます。

(1)下半身

 

1.腰、股関節、膝、足首の関節の角度

<<腰=股関節、膝、足首の関節の角度が適切であるかどうか。

持論ですが、ウエートトレーニングのスクワット

(バーベル等の重量付き)を行った時に最大の筋力が出せる姿勢、

その重りを上方向に動かせる、最大の股・膝・足関節の角度を

確保するべきと考えます。

 

その関節の曲げ:屈曲角度から、筋肉が伸展する力を最大にすること。

各関節をバランスよく働かせるには、その角度は深すぎず、浅すぎず、

プレイヤーが違和感なく跳べる=テイクオフ=ジャンプできるところと

なるでしょう。

 

これは一定の定理はあっても、多少の個人差があると考えます。>>

 

 

2.足の裏の接地

「助走」のステップの歩数によって、その助走方向(前方向)

スピードとパワーを最終ステップで上方向に変換する動作が必要です。

つまり、最終ステップが2ステップの場合は、1歩目が踵接地、

2歩目は踵軽接地もしくは、足裏接地。1ステップの場合は、

両足で踵接地(あまり極端な踵立ち状態だとバランスを崩しますが…)

で、助走のパワーを上方に跳び上がる「テイクオフ」の力に転換します。

 

 

この時に足関節の曲げ、伸ばし(屈曲・伸展)=ふくらはぎ、

むこうずねの筋肉(腓腹筋、前脛骨筋)の強い力が必要になります。

(ウエートトレーニングのカールレイズ・トウレイズで鍛えます。)

 

 

助走の種類(3歩、2歩、1歩、スタンディング=助走無し)によって

そのスピードとパワーも変化します。一般的には、3歩>2歩>1歩の

力加減となるでしょう。(スタンディングジャンプの場合は、

助走からの影響は受けません。)

 

 

3.つま先の向き

<<最終ステップの最後の足、2ステップ(右・左)のプレイヤー:

大体が右利きプレイヤー、なら左足つま先が、ネット方向に

向いていないこと。(フロント:フォワードの攻撃の場合)つま先が

ネット方向に向いていると、どうしてもテイクオフが上方に向わず、

前方向に行くことが多いため、ジャンプがブロード=幅跳びします。

 

 

これは、ネットタッチやパッシングセンターラインの反則を

犯してしまうことになります。また、相手コートに侵入するために、

相手ブロッカーの足を踏み、足首のねん挫、骨折等を起こしてしまう

危険もあります。

 

 

※但し、バックアタックの場合は別で、ブロードジャンプ(テイクオフ)

がスパイクに有効に働きますので、バックアタックを打つプレイヤーの

前に自チームのプレイヤーがいない場合は、そのつま先をネットに向けて

跳ぶことも一つの有効な手段となります。

(これはまた別の機会にお話します。)>>

 

 

(2)上半身

1.目線、頭の動き

<<目線はボールに対して、やや上目づかい、ボールと相手の状況

(特にブロッカー)が判る:うっすら確認できる範囲に落ちつける

べきでしょう。顎を上げてボールだけを直視することは、敵の情報を

得られないデメリットがあります。また、頭の動きはなるべく

少なくした方が、バランスを保つために良いでしょう。

 

 

但し、踏み切って、テイクオフに入る時には、頭から持ち上がる

感じを持つこと。重量のある頭が上がることで、それより他の身体が

浮きやすくなる感覚が得られるからです。その観点から言うと、

首関節を曲げ伸ばしする力を利用しても良いかと思います。

顎を締めた状態から、瞬時に、少し上げる感じでしょうか。>>

 

 

2.スイング(腕の動き)

<<助走の最終ステップで身体の後方に持っていった両腕

(テイクバックの状態)を、足の踏み込み動作と同時に身体前方に

下から上にスイングして、その後、ボールの落下地点(詳細に言うと、

次の動作のサスペンション→ボールコンタクトでボールをヒットする

空中の位置)に向って両腕を放り出す感じで、体側(身体のそば)を

こするように振り上げます。ここでのポイントはそのスイングの力が

最大限にジャンプにつながるようにすることです。

 

 

たまに身体の体側より外側でスイングをする:脇と腕の間が

空いた状態、プレイヤーを見かけますが、身体を上空に引き上げる

力・パワーが分散されてしまいます。>>

 

 

以上の点を注意して下さい。

※なかなか文章では説明しきれませんね。

ご質問をもらえれば幸いです。

 

 

 

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