【指導者必見動画あり】素質に恵まれない選手を育てる「3つの秘訣」
“能力の高い選手が揃っている強豪校チームの練習方法が良い”
というのは、実は大きな間違い。
「強いチームの練習をマネしたら強くなれるのでは・・・?」
と思ってしまいますが、それが必ずしも自分のチームにとってベストな練習方法だとは言えません。
何よりも大切なことは、チームのレベルに合った練習を取り入れることです。
では、技術や体格などの素質に恵まれない一般校チームは、どのような練習をしたら良いのでしょうか?
それは、「負けないバレーボール」が展開できるようになるための練習です。
素質に恵まれない一般校チームが「負けないバレーボール」を展開するためには、
❶「得点をとる」より「ミスを減らす」
❷ 決まらないボールの内容を改善する
❸ 選手がやるべきことをシンプルにする
これら3つの秘訣を意識した練習をおこないましょう!
❶「得点をとる」より「ミスを減らす」
試合で勝つためには、攻めて得点をとるというのが一般的な考え方だと思います。
しかし、この考え方は、得点力があるチームの考え方。
得点力があるチームとは、例えば、強烈なスパイクが打てるエースがいるチームやコンビバレーが得意なチームなどです。
では、素質に恵まれない一般校チームは、どのようにすれば試合に勝てるのでしょうか?
実は、攻めることができなくても、得点がとれなくても、あることを意識すれば試合に勝つことができます。
それは・・・「ミスを減らす」ということ。
素質に恵まれない一般校チームが試合で勝つためには、「得点をとる」より「ミスを減らす」ということを意識しましょう。
ミスが起こると、試合の流れが大きく変わってしまいます。
つまり、ミスを減らし、試合の流れをうまくつくることができれば・・・
攻めることができなくても、得点がとれなくても、今よりもっと試合に勝てるようになります。
❷ 決まらないボールの内容を改善する
素質に恵まれない一般校チームが意識するべきことは「ミスを減らす」ことだと分かれば、次はどのようにしてミスを減らすかを考える必要があります。
ミスを減らすためには、どんな方法があると思いますか?
1つの方法として、「決まらないボールの内容を改善する」という方法があります。
決まらないボールとは、以下のようなボールです。
・ネットにかかる
・アウトになる
・ブロックに止められる など
素質に恵まれない一般校チームが1つでも多く試合で勝つことを目指すなら、「決まらないボール」の内容を改善する練習をしましょう。
決まるボールの精度を上げる(アタック決定率を上げる)ことはもちろん大切です。
しかし、それには「ある程度の攻撃力がある」ということが前提になります。
つまり、素質に恵まれない一般校チームの場合は、自分たちで改善できる「決まらないボール」に注目することが大切なのです。
❸ 選手がやるべきことをシンプルにする
素質に恵まれない一般校チームを指導する場合、選手にたくさんのことを求めてはいけません。
できる限り、「選手がやるべきことをシンプルにして負担を減らす」ということが大切です。
指導者であれば、期待も含めて、選手に対して結果を求めない方はいないと思います。
しかし、結果を求めすぎてしまうと、選手にとってそれは大きなプレッシャーとなってしまうのです。
例えば・・・
・複雑なプレーを要求する
・たくさんのことを教えすぎる
・結果を求めすぎる など
指導者の方は、これらのようなことをしてしまっていないか自分自身に問いかけてみてください。
選手がやるべきことをシンプルにして負担を減らしてあげることで、選手たちはのびのびと試合に臨むことができます。
まとめ
今回は、素質に恵まれない選手を育てる「3つの秘訣」をご紹介しました。
技術や体格などの素質に恵まれない一般校チームは、「負けないバレーボール」を展開できる力を身に付けましょう。
そのためには、今回ご紹介した「3つの秘訣」を日頃の練習から意識するようにしてみてください。
チームに合った勝ち方が、必ずあります。
素質に恵まれない選手が多い一般校チームの指導者の方は、必ず押さえておきましょう!
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