ゲームの主導権を取るために必要なこと 

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この前、久しぶりに息子たちを連れて「Vリーグ」の試合を観戦しに行ってきました。

対戦カードは「東レ対サントリー」の一戦です。 

息子たちとは「接戦になるかな」と試合前から話をして盛り上がっていたのですが・・・。 

試合結果は「東レ30 サントリー」と東レの強さが際立った試合となりました。 

息子たちと感想を言い合っていたのですが私の感想は、「この試合結果ストレートだったが、とんでもない試合だった」でした。 

今回は、この試合がどのように凄かったのか、その点について述べていきます。 

これからのチームづくりのご参考にしていただけると嬉しいです。 

自分たちの「得意技」で主導権を取る 

この試合は序盤から東レの「得意技」で完璧に主導権を取ったことが、勝利のポイントとなります。 

では、東レの「得意技」とは何か? 

サーブで崩してからのブロック(ワンタッチ含む)」です。 

サーブでサントリーをどう崩したかは別の回で述べたいと思いますが、東レのジャンプサーブやジャンプフローターサーブでサントリーの守備陣を崩し、東レのブロック陣は相手セッターのトスをレフトかライトのオープントスに絞り、ブロックシャットアウトするか、ワンタッチでつないで決める流れです。 

東レは、この試合展開を序盤から実施し、試合の主導権を完璧に取ってしまったのです。 

このような試合展開になると、サントリー側にもある変化が出てくるのです。 

その変化が、また東レの流れを作っていくことになるのです。 

相手チームに「ミス」させることで主導権を取る 

試合の序盤から中盤にかけて、サントリー側にある変化が出てきます。 

それは「ミス」が多く出てきてしまうことです。 

どのようなミスが出てきたのか? 

まずは「レセプションのミス」です。 

序盤サントリー側はレセプションを崩されている状態でしたが、中盤・後半からは、東レのサーブで崩されるどころか、サーブポイントを取られるケースが多くなってきました。 

サントリー守備陣はアウトサイドヒッターとリベロで固めていましたが、まずアウトサイドヒッター1人が崩されて、連鎖する形でリベロも崩されました。 

その後に起こることは「スパイクのミス」です。 

レセプションが崩され、アウトサイドヒッターかオポジットへのオープントスを上げますが、東レのブロック陣にワンタッチも含め、ブロックにかかってしまうと、サントリーの攻撃陣は「戦意を失うか」か「イライラが表に出てしまう」結果となります。 

それが出てしまうと、もうスパイクを決めることは困難となります。 

  • スパイクを狙いすぎてアウトになる・・・。
  • 力を入れすぎてふかしてしまい、アウトになる・・・

試合の中盤・終盤にサントリー側の攻撃陣によく見られた光景でした。 

そうすると、最後はサントリー側の「あるプレーヤー」が追い込まれます。 

相手セッターを追い詰めれば勝利は近い 

最後に追い詰められていくのは「相手セッター」です。 

試合の終盤は完全にサントリーのセッターは追い詰められていました。 

まずレセプションが返ってこないことで、動かされ疲労が蓄積されます。 

上げたトスをアタック陣は決めることが出来ない。 

レセプションが返ってこない状態でミドルブロッカーにトスを上げてもコンビがあわない、と落ち着きたくても落ち着けない状態です。 

最終は、2アタックで決めにかかりますが、東レ側には完全に読まれている。 

ここまででもサントリー側のセッターは追い詰められているのですが、最後のとどめとして、「サントリー側のセッターと同じパターンで、東レのセッターがトスを上げて、得点する」展開でした。 

サントリーがミドルブロッカーで得点できず、次の攻撃では東レがミドルブロッカーで得点を決めるといった展開です。 

これで完璧に東レが試合の主導権を取って、勝利を手にしたのです。 

まとめ 

今回は「ゲームの主導権を取るために必要なこと」というテーマで述べさせていただきました。 

ポイントになるのは、 

  • 自分たちの「得意技」で主導権を取る
  • 相手チームに「ミス」させることで主導権を取る
  • 相手セッターを追い詰めれば勝利は近い

以上になります。 

この試合がとんでもない試合と感じたのは、東レの完全勝利に惚れ惚れしたことと同時に、サントリーといった経験を積んでいるチームでも、ここまで完璧に崩されてしまうのか・・・と恐怖すら感じました。 

今回の内容で、何か一つでもチームづくりのご参考になることがあれば嬉しいです。 

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この記事を書いた人堀 大輔堀 大輔
長崎県出身で、現在は京都市在住。子供3人の父親。中学校から友人たちとバレーボール部に入部。ポジションはセッター。高校時代所属バレーボール部は長崎県ベスト4他、九州大会出場2回、九州大会準優勝1回と実績を残すが、私自身はベンチメンバーでした。部員人数も少なく、オールラウンドとして控え要員とともにマネージャー的な存在でもあり、また他チームの選手分析および戦術分析など経験。その経験から得たことや皆さんに役立つバレーボール情報を提供してききたいです。また現在はママさん方とバレーボールを楽しんでおり、子供から大人の方々まで「バレーボールは楽しいスポーツ」であると伝えていきたいです。