強いスパイクを打つためには腕を振ってはいけない!?

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こんにちは!川端健太です!

もうバレーを半年やってません。
こんなこと、大学を引退した直後以来です。

バレーやりたいなぁ。

 

今日は、強いスパイクを打つためには腕を振ってはいけないという話をします。

今日ご紹介させていただく方法を実践すると、強いスパイクを打てるようになるので最後までお読みください。

「腕を振ると強いスパイクが打てない」と言われると、あなたはどう思いますか?

「腕振らないでどうやって打つんだよ」って思う方もみえるでしょう。
しかし、今からご紹介する方法を聞くと、「あ、これやってる」と思う方もみえると思います。

 

スパイクは「腕を伸ばす意識」で打つ

まず、腕を振らずにどのようにスパイクを打つのかということについてお答えしますね!

その答えは、「腕を伸ばす意識でスパイクを打つ」です。
そうすると、強いスパイクが打てるようになります。

なぜ、腕を伸ばす意識だと強く打てるのか?

これは、腕を振る動作では大きなパワーが出せず、腕を伸ばすという動作だと強い力が出せるように人間の体ができているからです。

重いものを動かすときに、腕を振る動作で動かすのは大変ですが、腕を伸ばす動作なら動かすことができますよね。

 

イメージしやすいのが、陸上競技の砲丸投げ

砲丸投げは、腕を伸ばすことで砲丸を飛ばします。
もし、腕を振って砲丸を投げるとしたら、すぐに肩壊しそうな気がしませんか?
肩を壊すだけでなく、おそらく遠くまで投げられないでしょう。

砲丸投げだけではなく、やり投げの選手も腕を伸ばしてやりを投げていると思いませんか?

 

「でも、バレーボールの全日本選手たちは腕を振って打ってるように見えるけど」

おっしゃる通りです。
フォロースルーがありますね。

腕は伸ばしきったらインパクトで止めると肘に負担がかからないようフォローを取ってるんです。
そのため、フォローができ、腕を振ってるように見えるんです。

以上のことから・・・
腕を振る動作よりも伸ばす動作の方が大きなパワーを出せる。
だから、スパイクも腕を伸ばすイメージで打つと強く打てる。
と、私は考えています。

 

腕を伸ばして打つときの注意点

腕を伸ばす動作で打つと強く打てますが、腕を伸ばして打つときの注意点があります。

先程も書きましたが、腕を伸ばしてインパクトで腕の動きを止めてしまうと肘に負担がかかってしまいます。

負担をかけないためには2つの注意点があります。

1つ目は、胸が向いている方向に腕を伸ばすこと。
2つ目は、肘を伸ばした後には必ずフォロースルーをとること。

この2点は必ず実践をしてください。

 

まとめ

今日お伝えしたことは、強いスパイクを打つためには腕を伸ばして打つ!ということでした。

これなら、すぐに実践できると思うので、次の練習の時に試してみてください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます!
あなたの教え子さんが強いスパイクを打てますように!

 

この記事を書いた人川端健太(かわばたけんた)川端 健太(かわばた けんた)
日本福祉大学バレーボール部監督・バレー瞬速上達塾代表最新の「脳科学」と500年の歴史をもつ「古武術」を取り入れた独自のバレーボール指導法が話題になり、わずか2年半で6,000人を超える選手たちを指導。一般的なチームの8割~9割を占める「伸び悩んでしまう選手」をたった「一声」で上達させる手腕は、多くのバレーボール指導者から注目されている。また、自身が代表を務める「バレー瞬速上達塾」は、全国各地でバレーボール教室や指導者向けの講習会を開催。年間100回を超える精力的な活動は、頻繁に地元紙に取り上げられている。
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