【動画あり】弱いチームが強いチームに勝つための考え方とは?
まれた体格やセンス、キャリアがないと勝てるチームは作れないと、勘違いしていませんか?
今回は「弱者が勝つためのバレー」の1つの方法である【アタック決定率】に焦点を当てご紹介します。
あなたは、以下のような指導法が、チームにあっていると勘違いしていませんか?
アタック決定率を上げる練習ばかりする
勝てるチームを作るには、アタック決定率を上げなくてはならない。
あなたは、こう考えていませんか?
実際、多くの指導者がこう考え、コンビネーション攻撃や体力強化、スイング強化などにたくさんの時間を費やしています。
ですが、驚くことに熊崎監督は、「アタック決定率を上げることにこだわってはいけない」と言います。
いったい、なぜ、アタック決定率を上げることにこだわってはいけないのか?
今すぐ下の動画を再生し、その本当の理由を確認してください。
熊崎監督のアドバイスのまとめ
- アタック決定率は、相手によって変わるものであるから、その本質を知るべき。
- 時間をかけて、アタック決定率を上げたとしても、その期間に相手の決定率も向上しているため、大きな差がでることはない。
- 相手によって決まるボール、決まらないボールの割合は決まっている。
- 素質に恵まれないと攻撃力の向上はむずかしい。
- 自分たちで改善できるのは、「決まらないボール」であり、そこに注目することが重要。
このようになります。
また、具体的に「決まらないボール」とは、アタックを決めようとして、
- ネットにかかる
- アウトになる
- ブロックにシャットされる
- コースに打ってレシーブされる
- フェイントやタッチを拾われる
- ワンタッチボールをつながれる
- リバウンドをとる
などのボールのこと。
弱者がひとつでも多く勝つことを目指すなら、アタック決定率を上げることにこだわってはいけません。
自分たちで改善できる攻め、つまり決まらないボールの内容を改善する練習が重要なのです。
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