トスが高い時に有効なスパイクが打てるようになる練習方法
- 「トスが高い時のスパイクは強打が不利?」
- 「強打する場合、どこ狙うべきなのか知りたい!」
- 「トスが高い時の有効な攻撃を教えて欲しい!」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
アタッカーはセッターからトスが上がった場合、素早く攻撃態勢に入らなければいけません。
さらに、トスが通常よりも高い時は攻撃の方法を瞬時に変えることもあり得ます。
しかし、複数の攻撃方法ができなければ、有効な攻撃ができないでしょう。
今回の記事では、トスが高い時に有効なスパイクが打てるようになる練習方法について解説します。
記事を読み終わった人は、トスが高い時に有効な攻撃ができるようになるでしょう。
トスが高い時は強打が不利の理由
セッターからのトスが高い時は、強打が不利になる可能性があります。
なぜなら、相手のブロッカーが守備の態勢に入る時間があるため、ブロックにスキがないからです。
例えば、アタッカーがスパイクの体勢に入っている時に、相手のブロッカーが3人にブロックできる準備ができます。
ブロッカーは、相手のアタッカーがボールを打ってくる時に対応できるようにします。
この時、ブロッカーは複数の攻撃を予測しているため、状況に応じて守備を変えるのです。
また、相手の攻撃が単調になった場合は、ブロックしやすくなります。
アタッカーはトスが高い時に相手のブロッカーが3人いると、強打がブロックされる可能性が高くなります。
そのため、強打と軟打を両方の攻撃を行う必要があるのです。
アタッカーは、相手のブロッカーに攻撃を予測されないように複数の攻め方をしましょう。
また、フェイントやブロックアウトを狙う方法も有効な攻撃ですよ。
トスが高い時の攻撃方法
トスが高い時の攻撃方法は「強打」「軟打」「フェイント」「ブロックアウト」があります。
この4つの攻め方は、状況に応じて判断しなければいけません。
そのため、状況ごとに攻撃を変える必要があります。
例えば、相手のブロッカーの間にスキがあれば、強打を狙うことでボールがコートに落ちやすくなります。
レシーバーは、ブロッカーの位置によって守備位置を決めます。
そのため、ブロッカーにスキがあった場合に対応しにくいのです。
レベルの高い守りを行うチームは、意図的にスキを作っていることもあります。
しかし、多くの場合はスキを突かれると対応できません。
アタッカーは状況に応じて、複数の攻撃を行うようにしましょう。
また、同じ攻撃状況の場合は攻め方を変えると有効な攻撃ができますよ。
複数の攻撃を練習する方法
アタッカーが試合で複数の攻撃をしようとする場合、練習でコツを掴みましょう。
練習方法は「個人練習」と「全体練習」で変わります。
◇個人練習「壁打ち練習」と「個人スパイク練習」
アタッカーが複数の攻撃ができるようになるためには「壁打ち練習」が有効な方法です。
壁打ち練習は一人で時間を気にせず、納得するまで行えます。
練習する時は一つの攻撃を集中して行うと、効率的に進められます。
例えば、「強打」と「軟打」の2つのスパイクを習得したい場合は、強打のコツを掴むまで行いましょう。
そして、全体練習の「スパイク練習」で実践すると上達が早くなります。
強打ができるようになった人は、軟打の練習をしましょう。
複数のスパイクを行いたい人は、焦らずに練習を重ねてくださいね。
◇全体練習「スパイク練習」
「壁打ち練習」でスパイクのコツを掴んだ人は、全体練習で実践しましょう。
練習を始めた人は、上手くスパイクできるまで時間がかかります。
スパイクする場合、ボールを打つタイミングや助走などを把握しなければいけません。
複数の攻撃を習得する時は、それぞれのタイミングと助走などを把握して使い分けられるようにしましょう。
まとめ
今回は、トスが高い時に有効なスパイクが打てるようになる練習方法についてご紹介しました。
アタッカーは、トスが高い時に複数の攻撃ができるようにしてください。
複数の攻撃ができることで、多くの得点が取れるようになります。
アタッカー日々練習を重ねて、試合で実践していきましょう。
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はじめまして。私は高校時代に約3年間、バレーボールを行っていました。小柄なアタッカーでしたが、主にライトからの攻撃を任されていました。その後、レシーブ力の高さを評価されて、チームの守の要である「リベロ」を担当します。相手のアタッカーの強打からフェイントまで、特徴やクセを分析しながら守っていました。チームの成績は地区予選止まりでしたが、県大会出場まであと一歩のところまで力をつけました。キャプテンを務めながら、日々練習に励んでいました。バレーボールの基本的なことから独自の視点まで、役に立つ情報を提供していきます。
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