レシーブの時に腕を振ってしまう「悪いクセ」を簡単に直す方法
ボールを上手くつなげない選手には必ず「悪いクセ」があります。
この悪いクセが上手くつなげない(思うようにコントロールできない)「原因」となります。
今からアンダーハンドで思うようにボールコントロールができない代表的な「悪いクセ」の1つである、【腕を振ってしまう】という悪い例を挙げながらその悪いクセを引き起こす選手の要因と『解決法』についてご説明していきたいと思います。
腕を振ってしまう悪い例
腕を振ってしまう選手の要因として、
- 腕を組むタイミングが早い
- 腕を組む位置が低い
という2つの要因があります。
その要因から「腕を必要以上に振ってしまう」という悪いクセがついてしまいます。
また、一般的にこの悪いクセに対する指導として、
「腕を振るな!」と指導しているところをよく見かけます。
ですが、「腕を振るな!」という指導だけでは、アンダーパスやレシーブの精度は上がりません。
その理由は、上記で申し上げた腕を振ってしまう選手の2つの要因にあります。
1つ目の要因である、
- 「腕を組むタイミング」が早いことから
2つ目の要因である、
- 「腕を組む位置が低い」ということが起こります。
この2つの要因を直す指導をしないまま、腕を振るな!という指導をしてしまうと
腕を組む位置が低いまま腕を振らずにパスやレシーブをしてしまいます。
そうなると、セッターに対して鋭角な腕の角度でパスやレシーブをすることになるのでライナー性の返球になってしまいます。
ライナー性の返球になってしまうと次の選手はボールをつなぎにくくなりますよね。
となると次にこの選手が言われることは、
「もっと山なりで返せ!」
と言われます。
ですが、腕を組む位置が低いままですので山なりで返そうとすると、この選手は、また腕を振ってしまいます。
その結果、いつまでたっても「腕を振ってしまう」という悪いクセが直らない・・。
ということが起こってしまいます。
ですので、腕を振ってしまう選手に「腕を振るな!」と指導するのではなく、
腕を振ってしまう要因である、
- 腕を組むタイミングが早い
- 腕を組む位置が低い
この2つを直すことで解決できます。
このように、直すべきポイントを選手に教えてからクセを直す専用の練習メニューを実践すれば、上達を妨げる「悪いクセ」は解消できます。
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