誰でも打てるジャンプフローターサーブの打ち方
バレーボールでは様々な種類のサーブが存在します。
- ジャンプサーブ
- ジャンプフローターサーブ
- フローターサーブ
- ドライブサーブ
この中で一番強力なサーブがどれか知っていますか?
答えはジャンプフローターサーブです。
今回はなぜジャンプフローターサーブが最強なのか解説していきます。
最後まで見ていただければ納得できる無いようになっています。
ぜひ最後までご覧ください。
ジャンプフローターサーブが最強な理由
ジャンプフローターサーブが最強のサーブと言える理由は3つあります。
その理由を以下に挙げます。
- 誰でも打てる
- ボールが変化しやすい
- どんな体育館でも使える
わかりやすくジャンプサーブやフローターサーブと比較しながら説明していきます。
誰でも打てる
1つ目の理由として「誰でも打てる」です。
男子のVリーグでは外国人選手や日本代表に選ばれる選手がジャンプサーブを打っています。
年間のベストサーバー候補に上げられる選手の多くがジャンプサーブを打つ選手です。
そのため、ジャンプサーブが最強のサーブと言えるでしょう。
しかし、ジャンプサーブは誰でも打てるわけではありませんし、失敗する確率も非常に高いです。
ジャンプフローターサーブはジャンプサーブほどの効果率やエースを取れませんが、失敗する確率は非常に低いです。
女子のVリーグでは、サーブ効果率上位にジャンプフローターサーブを使っている選手が多数います。
以下に一例を挙げます。
- 荒木絵里香選手
- 横田真未選手
- 田代佳奈美選手
練習すれば誰でも打つことができ、試合に出る全員が一定レベル以上のサーブを打つチームを作れます。
ジャンプサーブよりもリスクが低く、誰でも身に付けられる点においてジャンプフローターサーブが優れていることが分かります。
ボールが変化しやすい
以前、「フローターサーブはレシーブポイントから21mの距離で最も変化する」という記事を書きました。
参考にした研究内容にジャンプフローターサーブの効果率についての記述があるので紹介していきます。
ジャンプフローターサーブの効果率は65%であり、ジャンプサーブ、フローターサーブと比べても1番優れています。
ジャンプフローターサーブが変化して取りにくい理由は以下の2点です。
- 助走をつけるためサーブの速度が速い
- 打ち出しが高いためネットに対して地面と水平に近い角度で打てる
サーブの速度が速いことで最も変化する速度を短い距離で実現できます。
フローターサーブだと21m必要ですが、ジャンプフローターサーブは17m程度で変化するサーブを打てます。
放物線を描き飛んでいくサーブに比べ、地面と水平に飛んでくるサーブの方が圧倒的に取りにくいです。
さらにネットを超えたあたりで変化すると、セッターにしっかり返球することは至難の業となります。
上記の点でフローターサーブよりもジャンプフローターサーブが優れていることが分かります。
どんな体育館でも使える
試合で使用する体育館はいつも同じとは限りません。
特に県大会予選の場合は高校や中学校の体育館を使用する場合が多いです。
学校の体育館はあまり広くなく、エンドラインから壁まで3m以下といったことも珍しくありません。
ジャンプフローターサーブは4~5歩あれば打つことができます。
1歩50cmと仮定すると、最大2.5mあれば十分です。
壁までの距離が2mも無い体育館でも、助走を斜めに取ればどんな場所でもジャンプフローターサーブは打てます。
まとめ
今回はジャンプフローターサーブが最強な理由を具体例を交えて説明してきました。
ジャンプサーブ、フローターサーブに比べて誰でも使えて、効果率も高く、どこでも打てる、理想的なサーブです。
まずはフローターサーブが打てるようになってから練習に取り組む必要があり、即身に付けることは不可能です。
時間はかかりますが、全員で練習に取り組むメリットは十分にあります。
サーブは最大の攻撃とも言われます。
ジャンプフローターサーブで攻撃力を高めましょう。
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