レシーブの1歩目を速くする体の使い方

レシーブ テクニック 川端 健太 講師一覧

こんにちは!川端健太です!

今週は、埼玉県の高校3校でチーム指導があります。

3校とも野球部の指導ですけど。

私、野球ド素人ですが、教え子がプロ野球選手になったり、全国制覇経験がある高校を指導させて頂いてるんです。

不思議ですよね?(笑)

今日は、バレーボールのレシーブの1歩目を速くする方法をシェアしますね!

今からシェアする一歩目を速くする体の使い方は、100人以上の方に試してもらって効果を実感して頂けた方法です。

小学生でもできた方法なので試してみてください。

空手の達人から得たヒント

この方法は、沖縄空手の達人のある一言から気づいた体の使い方なんです。

その一言とは、「突きを出すときは、構えで腕を高い位置にしてから出す。そうすると、腕は軽くなって速く突ける」というもの。

これを私が聞いたとき「へぇー、そうなんだぁ」と思って早速試してみました!

腰の横から腕を前に出して突く場合と肩の高さから腕を前に出して突く場合を比べてみたんです。

そうすると、明らかに肩の高さから突いた方が腕が軽いことに気づきました。

これ、一度やってみてください。

軽くなる理由は、「重心が上がるから」と達人はおっしゃってましたよ!

夜中の12時から実験開始・・・

これを知った私は、「なにかに応用できないかなぁ?」と考え始めたんです。

考え始めは「腕を肩の高さにすることってあるか?」と考えてしまったので、なにも浮かばなかったんです。

「なにも浮かばねえなぁ。こういうときは質問を変えよう!腕を上げるものではなく、下げてるものはないかな?」と考えを変えてみました。

質問によって答えは変わってきますからね!

考え方を変えたら、すぐに「俺、レシーブの時に腕をダランと下げてるなぁ。下げてるってことは、重心が低くなって動きにくくなるのかな?実践してみよう!」と仮説を立てて、実験開始!

仮説を立てて実験すること、私はよくやります。

実験方法は、腕をダランと下げておいてから横にダッシュする場合腕を上げてから横にダッシュする場合では、どちらが速く動けるのか?というもの。

これをひたすら繰り返しました。

これをひたすら繰り返していた時間は、夜中の12時過ぎ。

怪しいオッサンです(笑)

実験から得た大発見!

実験の結果から、腕を上げてから横にダッシュした場合の方が速く動けることに気づいたんです。

腕を上げてから横にダッシュすると「足が軽い」「一歩目がすべらない」「一歩目を出すときに少ない筋力で足が出せる」「ダッシュして止まるのが大変」

これらのことに気づいたんです。夜中に(笑)

「腕を上げるって、どう上げればいいの?」と思う方がみえるでしょう。

これ、私も悩みました。

最初は、空手のように肩の高さに腕を上げてからダッシュしたんです。

しかし、イメージしてもらえばわかりますが、あまりにカッコ悪い。

まるで阿波おどりでもするかのような構えになる(笑)

そこで、いろんな上げ方を試してみました。

また、100人以上の方にも試してもらったんです。

そこでわかったのが、「腕の上げ方は体のタイプがあるので人によって違う」ということです。

ただ、絶対条件は、「肘を曲げる」こと。

そうしないと前腕が上がらないからです。

肘の位置をどうしたら速く動けるのか?

前腕は、どこにあれば速く動けるのか?

色々試してみてください。

本当は、「ココです!」とシェアできればいいのですが、体の使い方はひとつではないので言えません。

今後も武道などで学んだ体の使い方をバレーボールに応用して、効果があったものだけを厳選してシェアしますね!

楽しみにしててください!

今日も最後までお読み頂きありがとうございます!

あなたの教え子さんが瞬達しますように!

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この記事を書いた人川端健太(かわばたけんた)川端 健太(かわばた けんた)
日本福祉大学バレーボール部監督・バレー瞬速上達塾代表最新の「脳科学」と500年の歴史をもつ「古武術」を取り入れた独自のバレーボール指導法が話題になり、わずか2年半で6,000人を超える選手たちを指導。一般的なチームの8割~9割を占める「伸び悩んでしまう選手」をたった「一声」で上達させる手腕は、多くのバレーボール指導者から注目されている。また、自身が代表を務める「バレー瞬速上達塾」は、全国各地でバレーボール教室や指導者向けの講習会を開催。年間100回を超える精力的な活動は、頻繁に地元紙に取り上げられている。

 

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