けが防止だけじゃない!ウォーミングアップの重要性と効果を解説
- ウォーミングアップってなんで必要なの?
- ウォーミングアップにはどんな効果があるの?
今回はウォーミングアップの2つの効果と軽視した場合の危険性について解説していきます。
ウォーミングアップを行わずに運動すると、競技から引退しなければならない程のけがを負う可能性もあります。
しっかりと読んでいただき、競技に臨んでください。
ウォーミングアップの2つの効果
ウォーミングアップには2つの効果があります。
- けが防止
- パフォーマンスの向上
けが防止は一般的に認知されている効果ですが、パフォーマンス向上はあまり知られていません。
けがなんてしないと思い込み、軽いウォーミングアップで終わらせてしまう人もいます。
上記2点について解説をしていきますので、なぜウォーミングアップが必要なのか理解し、実行しましょう。
けが防止
けが防止は学校の体育でも教えられる内容ですが、理屈の部分まで教えてはくれません。
今回は理屈の部分を説明し、理解していただきます。
ウォーミングアップで体を動かすと、筋肉への血流量が増え体温が上昇します。
温まった筋肉は柔軟性が高まり、素早い動き・高い負荷にも耐えられる状態です。
この状態を作ると普段の練習や試合で高いパフォーマンスを実現しつつ、怪我を防ぐことができます。
ただし、単に体を温めればいいわけではありません。
バレーボールの動きに合ったウォーミングアップを行い、負荷の大きい可動部位周囲の筋肉をほぐすことが重要です。
負荷の大きい可動部位は以下の3点です。
- 肩
- 膝
- 股関節
可動部位周囲の筋肉が固まったままだと関節に負担をかけ、大きなけがにつながります。
各スポーツに合ったウォーミングアップを行うことを意識しましょう。
パフォーマンスの向上
ウォーミングアップにはパフォーマンスを向上させる効果もあります。
その理由は、筋肉が温まることにより関節の可動域が広がり、素早い動作が出来るようになるからです。
具体例を挙げると以下の動作に影響してきます。
- スパイク時のスイング
- ジャンプ時の屈曲
- レシーブ時の一歩目
- ブロック時のサイドステップ
これらのパフォーマンス全てが数パーセントずつ向上出来れば、チーム全体の戦力を大きく上昇させることができます。
適切なウォーミングアップを行うことはチームに多くのメリットを与えてくれます。
しっかりと理解し、メンバー全員で共有しましょう。
若い人ほど軽視しがち
これまでウォーミングアップの重要性をお話してきましたが、けがをした経験がない若い人ほどウォーミングアップを軽視しがちです。
人は一度痛い目に合わないと自分は大丈夫と思い込み、準備を怠ってしまいます。
スポーツをしていると、たった一度のけがで一生スポーツが出来なくなる可能性もあります。
そのため、指導者はウォーミングアップの重要性、けがのリスクをしっかりと説明する必要があるのです。
スポーツを長年経験し、指導者の立場にいる人ならば必ず一度はけがをしているでしょう。
中にはけがが理由で競技から引退していったケースを目撃している方もいるかもしれません。
そんな実体験を含めながら説明することで信憑性が増し、若い人たちへウォーミングアップの大切さを伝えることができます。
まとめ
今回はウォーミングアップの2つの効果について解説してきました。
2つの効果は以下の2つです。
- けがの防止
- パフォーマンスの向上
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