バレーボールが上手くなる! ウォーミングアップで意識すべきこと
本格的なバレーボールの練習が始まる前に、対人でツーハンズスローイングやワンハンドスローイング、ワンハンドスパイクをやっている方は多いと思いますが、皆さんは何を意識して取り組まれていますか?
私が現役時代は、意識しなければならない重要な点に意識は向いておらず、ただやっていたに過ぎない内容だったと反省しています。
これらのアップは、バレーボールをやるにおいて必要な体の使い方を習得する内容となっています。
今一度、何のためにやっているアップなのか、今回の記事で再認識してもらえると嬉しいです。
ツーハンズスローイング
ツーハンズスローイングは「力をボールに伝える」ことを意識する。
まずは「ツーハンズスローイング」についてですが、目的は「力をボールに伝える」ことになります。
私個人の話ですが、ノーバウンドで投げる場合は遠くに投げることを意識していたり、ワンバウンドの際には、強く叩きつけることを意識していましたが、真の目的はそうではありません。
本当に意識しなければならないのは、
- 「背筋を使って投げる」
という点になります。
背筋を使うことを意識して、ひざを伸ばして投げて、胸を張って投げることを意識してみて下さい。
また、このツーハンズスローイングでよく見かけるのが、投げた後に背中が丸まっている選手を見かけますが、それはNGです。
背筋をしっかり使えていない証拠です。
その点を注意して、背筋を使う意識で取り組んでみて下さいね。
ワンハンドスローイング
ワンハンドスローイングは「背中を使って遠くまで投げる」ことを意識する。
次にワンハンドスローイングですが、根本的にはツーハンズスローイングと同じで、背中を使って投げることが重要となります。
ただ勘違いしやすい点が、どうしても野球のキャッチボールと混同してしまい、肩の強さを意識してしまう選手が多いのではないでしょうか?
私もバレーボールを始めた当初はそう思っていました。
そうではなくて、
- 背中で投げるイメージ
- 胸を張って投げる
- 投げる方の脇を伸ばす
この3点を意識して取り組んで下さい。
体を使ってボールを遠くに投げるようになるということは、しっかりボールに力が伝わっている証拠です。
強いスパイクやサーブを打つための基本となりますので、しっかり意識してみてください。
ワンハンドスパイク
ワンハンドスパイクは「胸を張ってスイングする」ことを意識する。
最後にアップで紹介するのが、ワンハンドスパイクです。
こちらのポイントは「胸を張ってスイングする」ことになります。
このワンハンドスパイクをやる意味を理解して取り組んでいる選手は少ないように感じられます。
それを感じる点としては、
- 腕を前に振る感じで取り組んでいる
- 打った後に上体が前に倒れている
この2点が見受けられる選手が多いからです。
特に意識しなければならない点は、スイング動作に入る際には「胸を張って、脇を伸ばす」ことを、スイングの際には「上体が前に倒れないよう」取り組むことが必要ですので、意識して取り組んで下さい。
まとめ
今回はウォーミングアップで覚える体の使い方について述べていきました。
紹介したウォーミングアップと意識する点をまとめますと、
- ツーハンズスローイングについては「力をボールに伝えること」を意識すること
- ワンハンドスローイングについては「背中を使って遠くまで投げること」を意識すること
- ワンハンドスパイクについては「胸を張ってスイングすること」を意識すること
以上のようになります。
このウォーミングアップと意識しなければならない点は、スパイクやサーブのプレーに大きく影響してきます。
しっかりと意識することで、体の使い方が分かり、ボールに力が加わり、強いスパイクやサーブが打てるようになります!
ただアップとしてこなすのではなく、意味を理解して取り組んでみてくださいね!
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長崎県出身で、現在は京都市在住。子供3人の父親。中学校から友人たちとバレーボール部に入部。ポジションはセッター。高校時代所属バレーボール部は長崎県ベスト4他、九州大会出場2回、九州大会準優勝1回と実績を残すが、私自身はベンチメンバーでした。部員人数も少なく、オールラウンドとして控え要員とともにマネージャー的な存在でもあり、また他チームの選手分析および戦術分析など経験。その経験から得たことや皆さんに役立つバレーボール情報を提供してききたいです。また現在はママさん方とバレーボールを楽しんでおり、子供から大人の方々まで「バレーボールは楽しいスポーツ」であると伝えていきたいです。
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