【試合の流れが悪い時の対処法②】選手交代の有効活用法

戦術

選手交代のタイミングはいつ行えばいいんだろうか? 

どんな選手を起用したらいいんだろうか? 

選手交代は控え選手のいるチームが使える手段の一つです。 

上手に使うことでチームに流れを引き寄せ勝利することもできます。 

今回は、選手交代のタイミングと選手交代で起用するべき選手についてお話しています。 

ぜひ最後までご覧ください。 

選手交代のタイミング

 試合中に選手交代を使うタイミングは以下の2つです。 

  • 連続失点時 
  • 試合の雰囲気を変えたいとき 

順番に説明していきます。 

連続失点時

 「連続失点時」とは2点以上連続で失点した場合です。 

  • 貴重なタイムアウトを取りたくないけど少し間を持たせたい 
  • 一言選手たちにメッセージを伝えたい 

 こんな時に選手交代を使いましょう。 

貴重な前衛の攻撃陣は変えられないけど、後衛に回っている選手ならば交代させやすいです。 

レシーブ力に差が無い選手同士で交代させ、メッセンジャーとしてコートに入って貰いましょう。 

相手の選手は交代で入った選手をサーブで狙ってくる可能性が高いので、明らかにレシーブ力の劣る選手との入れ替えは注意が必要です。 

交代で入る選手にはメッセンジャーとして入るだけでなく、しっかりとチームを盛り上げるよう伝える必要があります。 

交代でコート外に出てきた選手はすぐにコートに戻る可能性があるので、モチベーションを落とさないようフォローを入れておきましょう。 

試合の雰囲気を変えたいとき

 大きな失点は無いのに自分たちの流れが来ない。 

そんなときはまず1人入れ替えてみましょう。 

交代で入れるべき選手の特徴を以下に挙げます。 

  • 技術よりもプレーの明るさ 
  • コート中を動き回り選手全員に声を掛ける 

上記の特徴を持つ選手がいると非常に助かります。 

自分たちに流れが来ていないときは、自然とチーム全員の口数も少なくなり雰囲気が悪くなりがちです。 

そんな時に、人一倍声を出し、全員を鼓舞してくれる選手がいると監督は安心します。 

盛り上げてくれる選手を中心に全員が奮起すれば試合の流れを引き寄せることができます。 

もし、スタメンにそんな選手がいなければ、控え選手の中から盛り上げられる選手を育て、有事の際に活躍してもらいましょう。 

選手交代は1試合につき6回まで

 選手交代は1試合につき6回まで使用できます。 

スタメンで出た選手は一度交代すると、再度コートに戻るためには同じ選手と選手交代しなければならないので覚えておきましょう。

選手交代出来る環境を作る

 選手交代は大前提として交代できるだけの選手が控えにいるチームにしか使えません。 

全てのチーム・学校で使える技ではないのです。 

選手交代が使えるチームは積極的に活用して自分たちに不利な状況を打開していきましょう。 

時には雰囲気を変えるために上手ではない選手を起用し戦況が好転するかもしれません。 

普段の練習試合で選手交代を試していないと、選手自身が準備できておらず、こちらの意図した結果が得られない可能性もあります。 

そのため日常的に選手交代を行い、「自分たちも交代で出る可能性がある。」と選手に自覚させておくことが重要です。 

選手育成は一朝一夕では出来ませんが、長い目で見て少しずつ取り組んでいきましょう。 

まとめ

 今回は選手交代の有効活用法についてお話してきました。 

選手交代は1試合につき6回も使用できます。 

上手く使うことで試合の流れを切り、自分たちに流れを持ってくることができます。 

そのためには、どのタイミングで使えばいいのか把握し、選手交代出来るだけの実力がある選手を育成しておきましょう。 

タイムアウトと併用して戦略的に使うことでプレイヤーをベンチから支援することができます。 

しっかりと理解してチームを勝利に導きましょう。 

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