最適なシステムを見つけブロックを鉄壁化する方法

ブロック 戦術


•いつもただなんとなくブロックに跳んでいる
•ブロックシステムってなに?
ブロックは個人プレーではなく組織的に行うものです。
初期位置を変更し、速攻に対するルールを決めることで相手の攻撃に対応します。
そのために、ブロックシステムを構築し、システムに則って動くことでブロック率を上げます。
今回はブロックシステムについて詳しく解説し、どの様に使っていくのか紹介します。
最後まで読んでいただければブロックを鉄壁化する仕組みが理解できるでしょう。

ブロックシステム

ブロックは単に各ポジションで上がってきたボールに跳ぶだけでなく、組織的にブロックを機能させることも可能です。
そのためにはブロックシステムについて理解しておかなければなりません。
以下に有名なブロックシステムのポイントを挙げます。
•リードとコミット
•ゾーンとマンツーマン
•バンチとスプレッド
これらを組み合わせてブロックシステムを構築していきます。
各ポイントについて説明していきます。

速攻に対するシステム「リード」と「コミット」

「リード」と「コミット」は相手選手の速攻に対するブロックの対応を決めます。
「リード」は相手の速攻にトスが上がるのを見てからブロックに跳びます。
「コミット」は相手の速攻にトスが上がらなくてもブロックに跳びます。
効率よくブロックに付きたい場合は「リード」を、絶対に速攻で点を取られたくない場合は「コミット」を選択しましょう。

エリアで守る「ゾーン」と人をマークする「マンツーマン」

「ゾーン」と「マンツーマン」はブロックをエリアで守るのか、人で守るのか決めます。
「ゾーン」は各ブロックごとに自分のエリアを決めておき、そのエリア内にいるスパイカーをマークします。
「マンツーマン」はブロックがスパイカーに対し、1対1でマークに付きます。
試合では常に状況が変わり、コンビネーション攻撃も複雑なため、ゾーンやマンツーマンでブロックを機能させるのは難しいでしょう。

ブロックの初期位置が違う「バンチ」と「スプレッド」

「バンチ」と「スプレッド」ブロックの初期位置を決めます。
「バンチ」はネット中央付近にブロックが集まる形です。
「スプレッド」は中央に1人、両サイドはアンテナ付近まで広がります。
「バンチ」の中央にブロックが集まっているため、センター付近でのコンビ攻撃に強いです。
「スプレッド」は左右に広く散らばっているため、ネットを広く使ってくる攻撃に強いです。

様々なブロックシステムを準備する

上記で紹介した機能を組み合わせ、相手チームに合わせブロックシステムを変えていくことが理想です。
速攻を軸とした攻撃が主なチームに対してはバンチコミットで、センター周辺を固め確実に速攻へブロックを跳ぶ構えが良いでしょう。
ネットの端から端まで使って攻撃してくる相手にはスプレッドリードで臨みましょう。
スプレッドリードにすることで、少なくとも1枚、上手くいけば2枚ブロックに付けます。
どのシステムを採用するかは、各チーム事情により異なり、反復して練習し実践で試して精度を上げることでブロックが鉄壁化していくでしょう。

まとめ

今回は最適なシステムを見つけブロックを鉄壁化する方法について説明してきました。
最適なシステムを見つけるためにはポイントを理解する必要があります。
ブロックシステムのポイントは次の3つです。
•リードとコミット
•ゾーンとマンツーマン
•バンチとスプレッド

各項目を組み合わせることで特徴のあるブロックシステムを構築可能です。
どのシステムも一長一短ですので、相手の攻撃により柔軟に変えましょう。
複数のブロックシステムを使いこなすことで、どんなチームにも対応できる鉄壁のブロックを手に入れられます。

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