ブロックカバーの必要性と方法を知ろう

ブロック テクニック

 

あなたのチームでは、ブロックカバーを意識できていますか?

目立って取り上げられることが少ないのですが、実はブロックカバーはとっても重要なプレーなんです。

ちょっとイメージしてみてください。

ブロックカバーがついている状況とついていない状況とでは、ついている状況の方が、万が一ブロックにかかってしまっても拾ってくれる仲間がいるという安心につながるため思い切ってスパイクをくり出しやすいですよね。

今回は、ブロックカバーの必要性と方法についてお話していきたいと思います。

 

■ ブロックカバーってどんなプレー?

簡単に、ブロックカバーとはどんなものか?ということをご説明しておきたいと思います。

ブロックカバーは、「味方のスパイクがブロックされることを想定してカバーに入るプレー」です。

スパイクのような華のあるプレーではありませんが、チーム全員で1つのボールをつなぐバレーボールにおいては欠かせないプレーなのです。

 

■ ブロックカバーの必要性

では、ここからはブロックカバーの必要性についてお話します。

なぜ、ブロックカバーは必要なのでしょうか・・・?

 

味方のアタッカーが思い切ってスパイクを打てる

 バレーボールにおいて、主に得点するのはアタッカーです。

 つまり、味方のアタッカーが思い切ってスパイクを打てるということは、勝つためにはとても重要なことだと言えます。

 その状況をつくるのが、ブロックカバーなのです。

 

流れをつくり出せる

 バレーボールは、流れをつかんだチームが勝つと言っても過言ではないくらい、流れが大切なスポーツです。

 ブロックカバーは、まさに「つなぐプレー」。味方のスパイクがブロックにかかって落下してくるボールを拾い上げる。そこから立て直して得点を決めようもんなら、チームは大盛り上がり!

 自分のチームが負けている状況でブロックカバーから得点につながると、それをきっかけに流れを自分のチームに取り戻すことだってよくある話です。

 

このようなメリットがあるため、ブロックカバーは欠かせないプレーなのです。

いかがでしょうか、とっても大切なプレーだということを感じていただけましたか?

では、続いて、ブロックカバーの方法をご紹介しますね。

 

■ ブロックカバーの方法

ブロックカバーの基本姿勢

ブロックカバーは、どんなボールにも対応しなければなりません。具体的に言えば、オーバーハンドパスでもアンダーハンドパスでもどちらでも対応できなければならないということ。

ですので、手を組んだりしないように、リラックスした状態で構えるようにしましょう。

さらに、ブロックの角度によって、落下してくるボールの速度も変わります。

角度がしっかりついたボールにも対応できるよう、膝を深く曲げて低く構えるようにしましょう。

 

ブロックカバーの位置

ブロックカバーにつく位置は、「スパイカーの内側」を意識しましょう。

また、相手のブロックの面を見て、どこに落下してくるかをある程度予測しておくということも大切です。

 

 

今回は、ブロックカバーの必要性と方法についてお話しました。

まずは、普段の練習から意識していただき、試合でもブロックカバーに入れるようにしておきましょう。

注目されにくいブロックカバーですが、とっても重要なプレーなのでぜひ実践してみてくださいね!

 

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