【バレーボール強育塾】基礎を応用したブロックの成功率をあげる練習とは?

練習メニュー ブロック 岩越

「もっとブロックがドシャット決まるようになりたい」と悩んでいませんか?

今回は、今まで紹介した基礎を応用した、ブロックの成功率をあげる練習法を紹介していきます。

どこに目線を意識するか、体のある箇所の可動域を広げれば、もっとブロックが上手くなります。

文字だけなので分かりにくいかもしれませんが、最後まで読んで頂けると幸いです。

ブロックの成功率をあげるための目線を動かす順番

  1. 周辺視野を広くもって、相手コートのレシーバーの返したボールとスパイカー両方を見ます。
    ボールだけを追ってしまうと、スパイカーの動きがわからなくなってしまうので、どちらも見ましょう。
  2. セッターのフォームとボールの行方から目を離さないようにしましょう。
    それと同時にスパイカーの動きも把握します。
    セッターの目線やフォームを目で追いながら、トスの方向を瞬時に判断しなければいけません。
    セッターがあげるボールばかり追いかけてしまうと、スパイカーが時間差攻撃を仕掛けてきた場合、振られやすくなってしまいます。
  3. 相手スパイカー動きに合わせてブロック。
    アタッカーがどこに打とうとしているか目線を確認して、攻撃のコースを予想します。
    相手の攻撃に対して早く反応するには、セッターがスパイカーにトスを上げた段階で、目線をボールから瞬時にスパイカーに切り替えることが重要です。
    ただ、セッターが上げてきたトスが近い場合は、ボールを見て抑えにいきましょう。
    セッターが近いトスを上げたのに、スパイカーばかり見ているとダイレクトボールが返ってきた時に反応できなくなります。

ここを意識してみよう!「肩甲骨」の可動域を広げよう

ブロックをするときに手を上に伸ばしますが、ただ伸ばすのではなく、肩甲骨を意識して伸ばしてみましょう。

肩甲骨を、上にクッとあげてブロックしてみてください。

おそらく、ただ伸ばしたときよりも手の位置が上になっていると思います。

注意して欲しいのが、肩をあげるのではなく、肩甲骨を前に持っていくようなイメージです。

肩甲骨を上や前に動かして、手をしっかり前に出してブロックしてみましょう。

肩甲骨を柔軟に動かすことで、ブロックの意識が高まって、相手を抑えにいくことができます。

より手が突き出しやすくなるので、ブロックの成功率をあげるためにも、肩甲骨を意識しましょう。

なぜブロック(手)を前に出すのか?

ブロックする際に手を前に出すことで、以下のメリットがあります。

  • 相手の打つコースを限定する
  • コースを限定することでミスを誘発する
  • 決定率が上がる
  • ワンタッチボールが上にあがりやすくなる

ブロック(手)を前に出す練習

  1. 相手コートのサイド側に1人ボールを持って審判台に立ってもらう。
  2. 最初はネット白帯の2cm真上くらいにボールをセットします。
    自身はセンター位置からクロスステップを使い、そのボールをネットの上から取る。
  3. 慣れたら、だんだんとネットから離していきましょう。
    この時体が流れないようにするには、そのセットしてもらっているボールを垂直に見た時の床の位置から、踏み切るように意識することをおすすめします。
  4. 今度はボールを押してもらいましょう。(自身も押し返して、上で押し合います)
    押し合いに負けてボールがこぼれた場合でも、すかさずレシーブなどで処理しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ブロックの成功率をあげるための練習法を紹介しました。

ブロックは、相手の攻撃を防ぐための一つ目の壁です。

スパイクを止めるだけでなく、後ろのレシーバーのために、攻撃範囲を限定させるのも大きな役割でしょう。

目の動きや筋肉の動かし方がとても大事になってくるので、練習で鍛えましょう。

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この記事を書いた人岩越 葵岩越 葵
はじめまして、日曜日を担当する岩越 葵と申します。高校時代にミドルブロッカーとして活動していました。Webライターとして、皆様にバレーボールの面白さを伝えることを目標に執筆していきたいと思います。
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