スパイク時に、ネットに近いトスを相手ブロックを利用してブロックアウトする方法
こんにちは!
バレーボール瞬達塾の川端健太です!
年が明けて一ヶ月が過ぎようとしていますが、今年はどんな年にしますか?
今日は、「スパイクでネット際に上がったトスをブロックアウトにする方法」をシェアしますね。
目次
ネットに近いトスをうまく処理する練習
あなたの教え子さんは、スパイク時にトスがネットに近いと、ネットとの距離を取れずにタッチネットしてしまったり、相手コートにボールを返すだけで精一杯ではありませんか?
ネットに近いトスは、 練習しないとなかなか上手くなることがありません。
コツをつかんでしまえばできるようなるので、最後までお読みください。
ネットに近いトスをうまく処理する練習は、3人一組で行います。
具体的なやり方は
- ネットを挟んで二人の選手が向かい合って立ちます。もう一人がボールを持ち2人の選手のほうを向いて立ちます。
- ボールを持った選手がネットの上にボールが落ちてくるようにボールを投げます。
- タイミングを計ってネットに向かって立ってる選手はジャンプをします。
- ジャンプして落ちてきたボールを押し合う
以上のやり方をいろいろ応用してみると、ネットに近いトスをうまく処理できるようになると思います
応用するには 、
- 一人がスパイカー役
- 一人がブロッカー役
になります。
スパイカー役の選手は、落ちてきたボールをブロックに当てて、コートの外に落ちるように腕を振ります。
ブロッカーは、アタッカーにボールをコートの外に外に出されないように、アタッカーと反対側に腕を振ります。
これができるようになったら、スパイカー役の選手は、助走をつけて行います。
練習方法は、上記のように行ってください。
ブロックアウトの方法
次に、ブロックアウトの方法を説明しますね!
ブロックアウトは、
- ボールを触る
- ボールをブロックに当てる
- ボールを押す
- ボールがコートの外に出るように腕を振る
この4STEPで行います。
この時、ブロックアウトを成功させるための意識すべき3つのポイントがあります。
1,スパイクを打つときのようにネットとの距離を取ってジャンプします。
トスがネットに近いと、ジャンプする位置もネットに近くしてしまう選手がいます。
ネットの近くでジャンプしてしまうと、ネットを触ってしまう可能性が高くなるので、距離を取ってジャンプするよう伝えてください。
何度も練習していれば、どのくらいの距離でジャンプすればいいかはわかってきますけどね。
2,手を開いて5本の指でしっかり持つようにボールをコントロールする
こうしないと、相手ブロッカーとボールの押し合いになったときに押されてしまいます。
そうすると、ボールが相手コートではなく自分のコートに落ちてしまいますから、しっかり指でボールを持つようなイメージでボールを扱ってください。
3,ボールを押すことがなかなかできない選手が多い
押さずに、いきなりコートの外にボールを出そうとしてしまう選手がいます。
こうするとブロックに当たらなかったり、押し負けてしまい、自分のコートにボールが落ちてしまうことがあります。
しっかりとグッとボールを押してから、腕を振るようにしてください。
これがうまくできない場合は、ジャンプしないで押して→出すを練習することをオススメします。
以上3つのポイントは抑えて、練習してくださいね!
コツをつかむまでには時間が経験が必要
今回は、スパイクでネットに近いトスをブロックアウトにする練習方法とコツをシェアしました。
いかがだったでしょうか?
ネット際のボールは、練習しなければなかなか上手くなりません。
練習ゲームなどで、一日1、2回ぐらいしかこのプレイは経験することがありません 。
他のプレーもそうですが、コツをつかむまでには時間が経験が必要になります。
週に数回1日5分程度の練習でも構いませんので、行ってみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!
あなたの教え子さんがネット際に強い選手になりますように!!
川端健太
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