バレーボールと食生活の関係性とは?

指導法 辻 貴大

部活の外にある重要な側面

バレーボールにおいて、プレーヤーのパフォーマンスの質を向上させるため、また常に一定のパフォーマンスを保つためには、練習もさることながら、練習以外の面でも気をつけるべき習慣がいくつかあります。

そこで今回、練習以外の面で取り上げさせていただくのが食生活です。

高校生など育ち盛り世代や顧問の先生方からしたら、食生活は部活外の領域であり、なかなか指導が難しいところでしょう。

そこで今回は、自身の経験も踏まえながらバレーボーラーが気を付けるべき食生活の習慣についてご紹介していきたいと思います。

食生活その1:練習後30分以内の「プロテイン摂取」

練習後30分は、通称「ゴールデンタイムと」言われるたんぱく質の吸収が効率的に行われる時間のことです。

バレーボールは瞬発的な筋肉、つまり赤い筋肉を使うことが多いです。

この赤い筋肉の成長のためには、動物性のホエイプロテインが適しています。

したがって、プレーヤーのパフォーマンスを向上させる第一歩は、練習後にプロテインを摂取する習慣を作ることです。

特に、身体の発達が著しい高校生からこの習慣ができてくると、練習とともによりプレーの質が向上していきます。

私自身も、学校でブロック練習の一環として逆立ち歩行の練習をしていましたが、コツがつかめても身体が初めはついていきませんでした。

が、プロテインをとるようになってから、徐々に歩行距離も伸びて、且つケガもしにくくなりました。

食生活その2:合宿で強制的に食べさせられた「納豆」

皆様の中で、納豆が嫌いという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身はそうでもありませんでしたが、高校の合宿所の朝ごはんに必ず出てきて強制的に食べさせられていました。

後々にわかったことですが、実はこの納豆はバレーボーラーの重要なお供だったのです。

バレーボールは、瞬発的な赤い筋肉とともに持久力のための筋肉、すなわち白い筋肉を両立させる必要があります。

この白い筋肉の発達には、植物性たんぱく質が必要です。

そう、その効率的摂取が納豆の原料でもある大豆なのです。

また、ある研究によると、納豆をよく食べる人とそうでない人の間では、骨折率に相違があるという研究も聞いたことがあります。

なお、顧問の先生いわく納豆だけに「粘り強いレシーブのため」という願掛けの意味もあったそうです。

そんな、些細な気持ちからでも構わないので、是非お試しください。

食生活その3:夏場の練習を乗り切る「味噌汁」

「なんで夏場のクソ暑い時期に、わざわざ味噌汁を飲まなきゃいけないんだ」と、現役の時代に私は思っていました。

しかしながら、この夏場の味噌汁には重要な役割を担っているのです。

それは、汗で損出されるミネラルの補給です。

夏場の練習で汗をかくと、水分とともに塩分(マグネシウム、カルシウム、カリウム等)などのミネラルが失われ、これが続くと筋肉の痙攣、すなわち筋肉が攣る現象が起こります。

そうならないために、汗で失われるミネラルを補給する方法として手軽に実践できる食習慣が、日本人の心「味噌汁」です。

毎日欠かさずに、一日三杯の味噌汁を摂取する心構えを持ちましょう。

まとめ

今回、部海外にあるバレーボールのパフォーマンス向上のカギとして、食生活を取り挙げてご紹介してまいりました。

これからの夏場、また新体制のチーム運営のために今回のまとめです。

  • 食生活その1:練習後30分以内のゴールデンタイのプロテイン摂取
  • 食生活その2:粘り強いレシーブのための納豆
  • 食生活その3:ミネラルの効率的補給の味噌汁
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この記事を書いた人辻 貴大辻 貴大
はじめまして。火曜日と担当させていただきます辻 貴大(つじ たかひろ)と申します。出身は千葉県で、県立千葉東高等学校で県立高校ながらベスト8・関東大会出場の経験があります。ポジションはレシーバーで、身長は168cmと体格には恵まれないものの、チームのムードメーカー、レセプションの安定性、小柄ながら最高到達点3m5cmの跳躍力を原動力にレギュラーとして活躍しました。自身の経験も踏まえ、小さいバレーボーラーに勇気を与えられるような魅力的な記事をお届けしていきたいと思います。