バレーボールにおいて切っても切り離せない腰痛の原因や改善方法とは?

関口公彦

バレーボールにおいて、腰痛は切っても切り離せない問題です。

バレーボールという競技は、体全体を使う競技です。

その中でも、バレーをする上で欠かせない動作がスパイクです。

スパイクを打つ時のフォームや着地で、腰を痛めてしまうことが多いです。

少しでもそのようなケガを無くしてほしいために、腰を痛めない為のポイントなどを調べましたのでシェアしたいと思います。

なぜ腰を痛めるのか

先ほども述べましたが、バレーボールは体全体を使います。

その中でも、腰はスパイクなどで酷使する部位で、腰を痛めてしまう選手も少なくありません。

では、なぜ腰を痛めてしまうのかまとめてみました。

  • スパイクの空中姿勢の時に弓なりになり腰に負担がかかる
  • 着地の時の衝撃で腰に負担がかかる
  • さらに負担がかかった腰を汗で冷やしてしまいさらに悪影響

などが、挙げられます。

その結果、腰の椎間板に負荷が掛かり、椎間板ヘルニアや腰椎分離症を引き起こしてしまいます。

腰に負担が掛けなくするためには

それでは、どのような姿勢なら、腰に負担をかけずにスパイクを打てるのでしょうか?

スパイクを打つ時の姿勢が、まっすぐ弓なりの格好になってしまうと、腰にすごく負担がかかります。

その時に意識してほしいのが、腰の捻りを加えることです。

まっすぐ反るのではなくて、横に捻ることがとても大事です。

そのことによって腰の負担も一気に減りますし、まっすぐ腰を反った場合のスパイクよりも横に捻ったスパイクの方が腕の振りも速くなり、スパイクの威力も上がります。

また、腰を冷やすことも腰痛には大敵です。

ぎっくり腰などの急性の腰痛は冷やすべきですが、慢性の腰痛ですと温めたほうが痛みが和らぎます。

なので、汗をかいた場合などは、早めに拭くようにするなど意識してほしいと思います。

腰回りのストレッチ

先ほどまでのケースで腰痛になることもありますが、腰回りの筋肉が固まってしまい着地の衝撃を吸収できず、腰に負担をかけてしまうケースもあります。

よく腰痛を良くするためには腹筋と背筋を鍛えるといいます。

それも大事ですが、ストレッチで体を柔らかくして衝撃を和らげることも私は大事だと考えます。

その為のストレッチ方法を、いくつかご紹介します。

ストレッチ①

仰向けに寝て頭を床に付けた状態で、片脚の膝を持って胸のほうに引き付けます。

もう片方の脚は、まっすぐ伸ばしたままにします。

反動をつけたりせず、ゆっくり深呼吸をしながら行うことがポイントです。

ストレッチ②

両足の裏を合わせた状態のあぐらのような姿勢を取り、上半身を前に倒していく。

このときに首の方だけ前に倒さずに、しっかり腰から前に倒すように意識してください。

ストレッチ③

仰向けに寝て、タオルを片足のつま先に掛けます。

膝を伸ばしたままゆっくりとタオルを持っている手の力で、足裏を天井に向けて伸ばしていきます。

その時に反対の脚は、伸ばしたままにしておきます。

ストレッチ④

椅子に、浅めに座ります。

右膝(左膝)を開き、右足首のくるぶしを左太ももに乗せる。

ゆっくりと両手で力を入れて、右膝を下方向に押してあげます。

すべてのストレッチは、お風呂上りなど体が温まった状態で行うとより効果的です。

まとめ

以上が、バレーボールにおける腰痛についてになります。

どんなスポーツでもケガとは隣りあわせだと思いますが、できるものならケガはしたくありませんよね?

今回は腰痛にフォーカスしたのですが、他にも色々なケガの危険が隠されています。

健康な体でスポーツをするためにも、ぜひ今回ご紹介したことを実践してみてください。

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この記事を書いた人関口公彦関口 公彦
北海道豊富町出身。中学、高校、社会人とバレーボールを続けている。自分のバレーボールの経験を元に初心者でもわかりやすい執筆を心掛けています。
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