【バレーボール上達法】意外なセッター向きの選手とは?
こんにちは!RealStyleバレーボール上達アドバイザーの駒井です。
指導者が選手の適性を見抜いて役割を与えることは、選手にとってもチームにとっても重要です。
あるポジションでは全くダメでも、ポジションを変えてあげると素質が開花した、というのはスポーツ界ではよくある話ですよね。
今回は、どのような選手がセッターに向いているか?をテーマにお伝えします。
益田清風高校 女子バレーボール部の熊崎監督にもお話しをうかがってきたので、最後までお読みください。
セッターの役割とは?
セッターの仕事はアタッカーが打ちやすいボールを上げることです。
トスの正確性、乱れたレシーブでもアタッカーが打ちやすいトスを上げることができるスキルが求められます。
そして重要なことは、セッターはコートの中での司令塔であるということです。
誰にアタックを打たせるのか?どのような攻撃を組み立て、仕掛けるのか?チームメイト、相手のチーム、試合展開などの情報をすばやく収集して分析する能力が必要です。
セッター向きの選手①「冷静な選手」
セッターに向いている選手と言えばまず挙がるのは冷静な選手です。
セッターは、味方の選手・相手の選手・試合展開などの情報を観察して、客観的な判断から、瞬時に決断して、攻撃を組み立てなくてはいけません。
めまぐるしく変化する状況に、一喜一憂していては最適解を素早く見つけることは難しいですよね。
自分の感情をコントロールして、周りを観察し、落ち着いて行動できる冷静な選手はセッター向きと言えるでしょう。
セッター向きの選手②「メンタルの強い選手」
セッターは気持ちを強く持てないと務まらないポジションと言えます。
攻撃の善し悪しは、セッターの出来に影響を大きく受けるため、指導者から人一倍に強い指導を受けることもあります。
あなたもそのような経験をお持ちかもしれません。また、チームメイトからも非難されるケースも多々あります。
ですが、「チームの司令塔だから」という強い気持ちでプレッシャーを跳ね返せなければ、プレーを向上させてチームから信頼を得ることはできません。
そのためセッターはメンタルの強い選手が向いていると言えます。
セッター向きの選手③「アタッカーの能力を最大に引き出せる選手」
益田清風高校 女子バレーボール部監督・熊崎先生は、セッターに向いている選手をこのように定義付けます。
「アタッカーの能力を最大限に引き出せること」
その理由はこうです。
セッターはとても面白いポジションで、セッターの技術次第で、アタッカーの能力を生かすも殺しもできる。
良いセッターがいれば失点の確率は減るし、得点のチャンスは増えることになる。
でも、セッターが良くなければ、相手にチャンスボールを与え、チームは窮地に立たされる。
セッターには、さまざまな能力が求められますが、「どうすれば、アタッカーの能力を最大限に引き出せるのか?」ということを最優先で考えると、
やはり、「良いトスが上げられる技術」が重要になると思います。
まとめ
今回は、セッターに向いている選手についてお伝えしました。
あなたのチームにセッター向きの選手はいたでしょうか?
選手それぞれに個性はありますが、その個性をフルに活かしてあげるのも指導者の役割のひとつです。
さらに具体的なセッターの育て方に興味があれば、益田清風高校 女子バレーボール部監督・熊崎雅文の講座「逆転の発想 弱者のバレー“セッターの育て方”~」もおすすめです。
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