ケガ予防と疲労軽減を手伝ってくれるキネシオテープとは?
筋肉をサポートしてくれるキネシオテープ
皆さまは、「キネシオテープ」をご存じでしょうか。
部活など毎日のように練習される方は、日々筋肉を酷使しています。
そんな筋肉をサポートしてくれるのが、今回ご紹介いたしますキネシオテープです。
キネシオテープが普通のテーピングテープと異なる点は、収縮性があり、筋肉を外力によってサポートしてくれる点です。
一般的なテーピングが固定なのに対して、キネシオテープはサポートの位置づけです。
このキネシオテープを有効に使うことで、酷使した筋肉を効果的にサポートすることができます。
そこで、今回はバレーボールの要とも言える、下半身を中心にその活用方法をご紹介していきたいと思います。
ふくらはぎをサポートする貼り方
さて、バレーボールをやっていて最も攣りやすいのがふくらはぎでしょう。
そこで、まずはふくらはぎをサポートする貼り方をご紹介したいと思います。
なお、使用するキネシオテープは最も標準的な50mmを用いた場合でご説明していき、実際には加工が生じますが、大抵テープの裏面に10mm間隔でマス目が入っていますので、そちらをご活用ください。
【ふくらはぎのサポート】
- 踵からふくらはぎまでの長さでテープをカットする。
- 端部の20~30mmを残して、テープを半分(25mmずつ)に切っていく。
- 端部の繋がっている方を踵にして貼り、少し引っ張りながらVの字にふくらはぎの筋肉に貼る。
収縮性のあるキネシオテープが外から筋肉を引っ張ってくれるため、足が攣ってしまった後に再び試合に出ないといけないときなどは、非常に効果的です。
太ももをサポートする貼り方
次に、バレーボールで酷使するのが太ももでしょう。
50mmの幅のあるキネシオテープなら十分、太ももの筋肉の負担も軽減できます。
【太もものサポート】
- 膝から太もも(300mm程度)までの長さでテープをカットする。
- 端部の70~80mm部分のテープを半分(25mmずつ)に切っていく。
- 切れ込みの根本を膝上部に合わせて、膝小僧の周りをぐるりと囲むように切った方を張り付ける。
- 膝より上部の50mm一本のものは少し引っ張りながら太ももに張り付ける。
太ももがあまり攣るということはありませんが、疲労が蓄積しジャンプの際に重たく感じてきた際には是非、この方法を試してみてください。
軽い捻挫をサポートする
捻挫は一刻も早く患部を冷やして安静にするに越したことはありませんが、万が一にも軽い捻挫で試合に出なければならない際にも、キネシオテープをご活用ください。
【軽い捻挫のサポート(右足)】
- テープ左に100mm程残して、足の土踏まずを中心にテープを張り付ける。
- テープ左側がそのまま、足甲部に貼る。
- 反対の長い方は、同じく足の甲部からアキレス腱を通って再び足の甲で合流する。
キネシオテープはあくまで試合中の応急処置ですので、その後は湿布を貼って同様のやり方で収縮バンドで圧迫することをオススメします。
また、余談ながら寝る際は捻挫などの患部を心臓より高くし、血の循環を良くすることで回復を早めることも覚えておいてください。
まとめ
今回、筋肉をサポートするキネシオテープの様々な使い方をご紹介してまいりましたが、これらの方法は現役当時に通っていた接骨院の先生から教えてもらったもので、自身も多用していたため効果は大丈夫です。
改めて、次のときには是非、キネシオテープを活用してみてください。
- ふくらはぎの攣り防止
- 太ももの疲労低減
- 軽い捻挫のサポート
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はじめまして。火曜日と担当させていただきます辻 貴大(つじ たかひろ)と申します。出身は千葉県で、県立千葉東高等学校で県立高校ながらベスト8・関東大会出場の経験があります。ポジションはレシーバーで、身長は168cmと体格には恵まれないものの、チームのムードメーカー、レセプションの安定性、小柄ながら最高到達点3m5cmの跳躍力を原動力にレギュラーとして活躍しました。自身の経験も踏まえ、小さいバレーボーラーに勇気を与えられるような魅力的な記事をお届けしていきたいと思います。
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